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ファーブルトン(Far Breton)

.30 2020 食と料理 comment(0) trackback(0)
40回目の結婚記念日を迎えた。
記念日には何かしら記憶に残る食事をすることにしている。
今回訪れたのはヴェルヴェンヌというフレンチレストラン。
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前回この店に訪れたのは10年前
現在とは違う場所にあった。
この辺りで10年以上店を続けているのはそれなりに人気のある店だ。

この日の客は私たちだけでいわば貸し切り状態。
しかし、注文したテイクアウト料理を受けとりに来た客が5人いたので
コロナ禍のもとでも何とか頑張っているようだ。

コース料理はこんな感じ。
アミュゼ。
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前菜の中の魚介(蟹?)のファルシが美味しかった。
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メインは鴨を選択。これに合わせてボルドーの赤ワイン。
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一番話が盛り上がったのが、これ、ファーブルトン(Far Breton)。
手前のプラムが入ったブルターニュの伝統的な焼き菓子である。
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プラムだけではなく、リンゴやレーズンなどの果物が入る。
ブルターニュに駐在していたころ、妻が料理教室で勉強して
作ってくれた菓子である。
食感がもさもさっとしていて正直に言ってあまりおいしいお菓子ではない。
しかし懐かしさがそれを補う。

エスプレッソのカップは小さいのに、取っ手に指が入る。
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指が入るのは当たり前かもしれないが、
あたりまえでない指の入らないカップを出したシチリア料理店
最近閉店してしまった。

ヴェルヴェンヌで発見をした。
食事の後テーブルで支払いを頼んだのだが
クレジットカードを差し込むポータブル端末を持ってきた。
端末にはRakutenのロゴが。
日本も30年遅れてキャッシュレス社会のフランス
ようやく追いついたのだ。

ともあれ40回目を無事迎えることができた。
50回目を中華街あたりで孫たちも入れて盛大にやるのが
今のささやかな希望ではある。
あと10年生きられるか。

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三月の粋談会

.04 2020 食と料理 comment(0) trackback(0)
「今どきこんな集会をやってもいいのかね」
と言いながら三月の粋談会に12人が集まりました。
いつ死んでもいい飲み助ばかりですからね。

二月の会のあと幹事の方の手帳をお借りして、
2014年8月から毎月、
累計で67回に飲んだお酒のリストを作ってみました。
やはり、新潟、長野のお酒がダントツに多かったのですが、
一回も登場していない県がたくさんありました。
栃木、群馬、千葉、東京、大阪、鳥取、岡山、徳島、香川、
大分、宮崎、鹿児島、沖縄でした。
西日本のお酒が知られていないのは当然としても、
関東のお酒ももうすこし可愛がってやりたいと思いました。

さて今宵のお酒は?
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十四代(高木酒造、山形県村山市)
大那(おおな)(菊の里酒造、栃木県大田原市)
ちえびじん(中野酒造、大分県杵築市)

私がつくったリストをメールで配信したので、
それを参考にして栃木県と大分県のお酒を
今月の酒当番の人が買ってきてくださったのです。

「十四代」、噂にたがわず凄い酒です。
ネット通販だと24000円の値がついていますが、
横浜の正規の酒屋さんで買うと4000円だったそうです。
ただし、本数が少ないのでそのお店のカードに
ポイントがたまらないと売ってくれないとのこと。
おかげでめったに飲めないお酒をいただくことができました。
会費1500円でこんなお酒が飲めるなんて幸せ!

「大那」というお酒の評価は中くらい。

「ちえびじん」は皆さん高評価でした。

古老から教えていただいたこの夕べの酒の歌は

北原白秋「夜降る雪」

蛇の目の笠にふる雪は むらさき薄くふりしきる
空を仰げば松の葉に 忍びがえしにふりしきる
酒に酔うたる足もとの 薄い光にふりしきる
拍子木をうつはね幕の 遠いこころにふりしきる
思ひなしかは知らねども 見えぬあなたもふりしきる
河岸の夜ふけにふる雪は 蛇の目の笠にふりしきる
水の面にその陰影(かげ)に むらさき薄くふりしきる
酒に酔うたる足もとの 弱い涙にふりしきる
声もせぬ夜のくらやみを ひとり通ればふりしきる
思ひなしかはしらねども こころ細かにふりしきる
蛇の目の笠にふる雪は むらさき薄くふりしきる

北原白秋は九州柳川の造り酒屋のうまれ、
人妻と結婚、2回離婚。かなりの酒豪で
最後は糖尿病と腎臓病で病没、享年57歳。

2016年5月に柳川川下りをしたことを思い出しました。
たしか琴奨菊のふるさとでしたね。

ちょっと変わった宴会メニュー

.14 2020 食と料理 comment(0) trackback(0)
いやー、実によく眠れた。
往き3時間、復り2時間の運転が効いたのだろうか
昨晩8時半に寝て今朝6時まで爆睡だった。

昨日の成田のグリッサンドGCの朝の風景。
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日立3Toursの開催コースであるこのゴルフ場の名物は
無料の朝食バイキング。
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今年もゴルフ打ち初は「飛出し会ゴルフ」だった。
初日は山武GCで昼食後スループレーで肩慣らし、
夜は成田ビューホテルに泊まって宴会、
二日目が朝早くからグリッサンドGCでコンペ
というのが毎年決まったコースだ。

さすがにいつもは中国人で混雑している
成田のホテルのロビーは
新型コロナウイルス風邪の影響か
閑散としていた。

幹事が毎回同じような料理では面白くないと
ホテルに変わった料理を出せと要求して
出てきたメニューが面白かったので日記に残しておこう。

まずは洋食オードブル。
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飲み放題なので白ワイン(スペイン産)をもらう。
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次が茶わん蒸し。
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三番目に串揚げときたか。
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四番目がなんとおでん!
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五番目、フレンチ風真鯛の料理。
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締めが天ぷら付き稲庭うどん。
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最後がカットフルーツ。
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よく考えたものだ。
飲み助が喜びそうな居酒屋風ちゃんぽんメニュー。
私の評価は合格!

La BOULETTE

.06 2020 食と料理 comment(0) trackback(0)
久々の原宿です。
竹下通りを入ってゆくと
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クレープ屋さんがあって
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そこを右に曲がると
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「ほぐしの小道」なんて粋な名前の路地が出てきて
これを左折すると、
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竹下通りの喧騒とかけ離れた空間が出現します。
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この銅像は誰?
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ブラームスか。
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ここが目的地。フレンチレストラン "La BOULETTE"です。
原宿駅から140m、徒歩2分で着きました。
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二階に通されたら、
アンティークな家具に囲まれた広い個室があって、
ソファーまであります。
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お湯を注ぐと解凍するおしぼり。
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この日はこの時期に中国から一時帰国する友人を囲んで
恒例のブルターニュの爺いOB会です。
まずは乾杯!
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前菜ですが、手でつまんでも食べられます。
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元誰かの家を改造したのかとこの店の由来を聞いたら、
最初からアンティークの家具を集めて建築したのだそうです。
この蓄音機もまだ動きますよとレコードに針をのせたら
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グレンミラーの ♪In the Mood♪ が飛び出て来ました。
曲はこちら→https://youtu.be/6vOUYry_5Nw 
U型の赤い磁石は針が落ちたときに拾い上げるために使うのだそうです。

魚料理。
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肉料理。
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デザート。
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コーヒー。
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値段もリーズナブルで満足。
この個室は最大28名まで入れるそうで
今度大学のクラス会に使ってもいいかなと思いました。
とにかく個室なのでワインに酔っぱらって
大きな声で会話ができるというのがいいのです。

SABA de SHU

.06 2020 食と料理 comment(0) trackback(0)
本年第一回の粋談会で変わったお酒を飲んできました。
茨城県水戸市の吉久保酒造の 
SABA de SHU(サバデシュ)という凝ったネーミングです。
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鯖を食べる時に一番おいしい日本酒となるよう
色んな酒をブレンドしてつくったものだそうです。

この酒のために幹事さんがわざわざ用意してくれたサバの和え物。
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弁当に入っていたサバの焼き物。
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確かにサバに合います。
大分県の中津市で食べた鯖串
この酒を合わせたらもっといいのにと思いました。

本日このほかに飲んだ酒は
「宝山」(新潟県宝山酒造)と
「噴井(ふきい)」(三重県石川酒造)でした。

この席では漢詩をひも解くのが習いのようです。
本日古老から教えていただいた詩は

陶淵明の「雑詩」

  人生無根蔕  人生 根蔕なく
  飄如陌上塵  飄として陌上の塵の如し
  分散逐風轉  分散し風を逐って轉じ
  此已非常身  此れ已に常の身に非ず
  落地爲兄弟  地に落ちては兄弟と爲る
  何必骨肉親  何ぞ必ずしも骨肉の親のみならんや
  得歡當作樂  歡を得なば當に樂しみを作すべし
  斗酒聚比鄰  斗酒 比鄰を聚めよ
  盛年不重來  盛年 重ねては來たらず
  一日難再晨  一日 再びは晨なりがたし
  及時當勉勵  時に及んで當に勉勵すべし
  歳月不待人  歳月 人を待たず

人間の生には(植物のような)しっかりとした拠り所がなく、
ひらひらと舞い散るさまは路上の塵のようだ、
ばらばらになって風に吹かれて飛び散り、
もとの通りに居続けることはない
この世に生まれたからにはみな兄弟だ、
骨肉の間柄だけではない、
歓楽の機会があればすべからく楽しもう、
酒があれば近所の連中を集めようではないか、
盛りの年は二度とはない、
今日という日は再びは来ない、
時に及んでまさに行楽を楽しもう、
歳月は人を待ってはくれないのだ

まさにこの詩のような飲み会です。
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