明日は最高のはじまり

.01 2017 映画 comment(0) trackback(0)
赤レンガ倉庫でギャレットを堪能した後は
坂東橋まで地下鉄で移動して映画館ジャック&ベティへ。
見たかった映画はフランス映画「明日は最高のはじまり」
(原題:Demain tout commence)。
オマール・シー主演の映画なら安心ということで妻もついて来たのです。
明日は最高のはじまり
南仏で雇われキャプテンとしてレジャーボートを運転し、
この上なくお気楽に暮らしていた主人公(オマール・シー)のところへ
ある日女が現れ、「あなたの娘よ」といって
生後三か月の赤ん坊を預けて逃げて行きました。
その女を追っかけてロンドンへ行ったオマールは、
偶然地下鉄(Tube)で出会ったゲイの映画プロデューサーと
一緒にこの赤んぼうを育てることになりました。
この映画プロデューサーのおかげでスタントマンとして成功し、
月給6000ポンド(90万円)を稼ぐようになったからです。
娘も8歳になり、すっかり親子として楽しく暮らしていたところへ、
母親が突然現れ、今頃になって親権を主張し、裁判にまで発見します。
というようなドタバタ喜劇ですが、ほろりとさせる
気楽に見れる映画でした。

映画の中で気がついたことが二つ。

一つは、南仏でレジャーボートから降りた客が、
キャプテンである主人公にさりげなく「いい船旅だった」
といって、握手するときにさりげなくチップをつかませたこと。

2年前にブルターニュ懐古旅行をしたときに、
ガブリニス島へ渡ったとき 、渡し船の船長に
客がチップを渡したのを目撃したのです。
その時、そうかこういう時もチップを渡すのかと
8年フランスに暮らしていても知らなかったことに
ショックを受けたのです。
そのことをこの映画で再確認して、懐かしく思ったのです。

もう一つは字幕のこと。

先日、毎週映画鑑賞会を主催されている方が
自治会のラウンジ懇話会で
「また見たい映画・追憶談義」というタイトルでお話をされ、
その中で「黒澤明の映画は嫌いだ」とおっしゃったのです。
黒澤映画は台詞が早くてよく聞き取れず、
話のストーリーがよくわからないことが多々あるというのです。
黒澤映画が外国で評判が高いのは
外国で上映する際には字幕があるから
外人は彼の映画がよく理解できるのであって、
日本で上映されるときは日本語なので当然字幕がなく
日本人は理解できないのだというのです。

確かに字幕がついているから、
オマール・シーのフランス語が分かったような気分になっていますが
字幕がなかったらストーリーについて行けないでしょう。
先月、映画「関ケ原」 を見たとき、同じことを感じたのです。
せりふ回しが早すぎて日本語なのに字幕が欲しいと思ったのです。
あの映画の監督は黒澤映画の信奉者なのでしょうか。






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映画「関ケ原」

.02 2017 映画 comment(0) trackback(0)
映画「関ケ原」を見ました。
関ケ原 (800x599)
原作は司馬遼太郎の「関ケ原」なので、
日本人なら誰もが知っているストーリーですし、
大河ドラマで何度も繰り返されているテーマなので
どういう風に料理して見せてくれるのか、
戦闘シーンはどんなスペクタクルなのか
興味津々で見に行きました。

確かによくできた映画でした。
石田三成役の岡田准一もさることながら、
徳川家康役の役所広司の存在感もすごい。
戦闘シーンもよく撮れています。
しかしストーリーを知りすぎているせいか
いまいち感動に欠けました。

私が歳をとったせいか、役者のセリフが早すぎて
日本語なのに全部は聞き取れませんでした。
字幕が欲しかったですね。
騎馬武者が背中に着ける母衣(ほろ)の中が
竹籠だというのが分かったのは収穫でした。

新百合ヶ丘で映画を見た後は、
映画の半券で10%引きの810円の
牛筋カレーを食べるのが私の習慣です。
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3月のライオン 4月のチーズオン

.09 2017 映画 comment(2) trackback(0)
3月のライオン 4月のチーズオン
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笑ってしまいましたよ。
でもちゃんと韻を踏んでいます。
よくできたコピーです。拍手拍手。

このキャッチコピーにつられて注文してしまいました。
デニーズのハンバーグカレードリアです。
私の好きなものを全部組み合わせていますからね。
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映画「3月のライオン後編」はもちろん見ましたよ。
前編だけ見て後編を見ないというわけにはいきません。
その一途な思い、若者らしい行動、
少年から青年へと成長してゆく主人公が
上手く描かれていたと思います。
終わり方がよかった。
獅子王戦の予選決勝を大逆転で勝って、
師匠と一緒に挑戦手合い対局用の
和服を誂えに行きます。
そしていよいよ宗谷冬司選手権者との対戦開始の場面で
物語が終わったことでほっとしました。
なぜなら、原作の漫画はまだ終わっていないわけですから
漫画を読む楽しみを奪われるような
終わり方でなかったことに安心したのです。

現実の将棋界では、やはり中学生でプロ4段になった
藤井聡太4段がプロデビューから16連勝中で、
マスコミは新しいヒーローを作るべく追っかけを始めています。
この次の日曜日には、NHK杯戦に彼が登場するはずなので
私は楽しみにしています。


晴見雨鑑

.09 2017 映画 comment(0) trackback(0)
れたらダウンタウンに花に行きたいのだが
いかんせん土曜日も日曜日も
予定していた苑池ボランティアの自然林の溝掃除も
2日とも流れてすることがなくなってしまった。

そこで映画好きの友人がブログで推奨していた
DVDをTSUTAYAで借りてきて映画賞とあいなった。
借りてきた三枚は、
① サン・ジャックへの道
② 君を想って海をゆく
③ ちょんまげぷりん

1.サン・ジャックへの道
(原題:Saint-Jacques…La Mecque, 2005, France,)
サンジャックへの道
母親の2億円の遺産を相続する条件として、
しぶしぶ聖地巡礼の旅に出た仲の悪い三兄姉弟が
旅を通じてだんだん人間ができてくるという、
軽くていいお話だった。
妻はこういうテーマが大好きだ。
それにしても1500kmを徒歩で歩くなんて本当に大変だし、
歩き通せたときには病気なんか直っていそうな気がする。
ためしにグーグルの地図で検索してみると
だいたいこんな感じだった。(クリックすれば地図は拡大)
La route du Puy
実際の道は映画に出てきたように
一般道ではなく、野原や森や牧場の中の
細い道なのでグーグルの表示1300kmよりは長い。

スタート地点のル・ピュイという町は中央フランスの山の中にあり、
94年に Volvic の水源を見に行った時に立ち寄ったことがある。
高い岩山の上に教会や銅像が立っていた記憶がある。
1994Volvic000501 (480x328)


2.君を想って海を行く(原題:Welcom, 2009, France)
君を想って海をゆく
これはたいそう重たいテーマだ。妻の嫌うタイプの映画だった。

クルド難民の少年がドーバー海峡を泳いで
イギリスへ渡ろうと計画する。
彼に泳ぎを教えるのはフランスのもと著名なスイマーで
今は町の水泳コーチをしている冴えない中年男である。
彼と少年の心の交流を描いている。
しかしクルド難民に対するフランス政府の仕打ちは非常に冷たい。
難民に食事を与えたり家に泊めるとほう助罪で警察に逮捕される。
巻き添えを食いたくない隣人が警察に密告するのだ。
難民・移民の問題がEU分裂の爆弾になっていることがよくわかる。
日本に大量の難民が来たら同じことが起きるのだろうか。


3.ちょんまげぷりん(2010、日本)
ちょんまげぷりん
江戸時代から現代へタイムスリップしてきたサムライが、
子育て中のシングルマザーに拾われ、
家事をするうちに菓子造りを覚えてパティシエになり、
また江戸時代に帰ってゆくという軽いお話。
母子と武士の心の交流がよい。

友人は年末にその年の洋画邦画
それぞれベストファイブを選ぶのだが
彼が評価して丸を付けた映画は、
当たりはずれがなくて選ぶのが楽でよい。

それにしても雨が続くことよ。

3月のライオン(映画)

.24 2017 映画 comment(0) trackback(0)
雨の降り続く火曜日、
予定していたゴルフはキャンセルして
妻と映画を見に行きました。
「3月のライオン」です。
三月のライオン
いやー、よかった、よかった。
何がよかったかというと、出てくる役者が
みんな見事なほどに原作の漫画にそっくりなのです。

主役の桐山零を演じた神木隆之介。
演技もさることながら将棋の駒の持ち方がいい。
彼は相当将棋を指していますね。
40年以上も将棋のNHK杯戦を
見続けてきた私にはわかります。

問題は三姉妹の長女川本あかりでした。
ボインで料理が上手で銀座のホステスもこなし、
いつも明るいところしか人に見せない強いお姉さんを
誰が演じるか興味津々で見に行ったのですが、
倉科カナが演じていました。
当たりです、雰囲気がぴったりでした。

それ以外の役も、よくぞこれだけぴったりな役者を
探してきたものだとびっくりするくらいです。
唯一ちょっと違うなと思ったのが、
師匠であり義父の幸田柾近を演じた豊川悦司です。
トヨエツは格好良すぎますよ。格好良すぎ!
もうちょっと普通の人でも良かったように思います。
妻の意見は「漫画のお義父さんもカッコよかったわよ」
だそうです。


実は先日、私の誕生祝の日に、
次男が第12巻を持ってきてくれたのです。
早速、長男も妻も回し読みして、
最後に私に回って来ました。
我が家は全員この漫画の大ファンなのです。
IMG_9597 (370x480) IMG_9593 (480x447)

ところで、映画のほうは、今はやりの
2回に分けて劇場公開するというやり口で
興行収入を増やそうとしています。
それはそれで癪に障るのですが、
何よりも気になるのは、
漫画のほうはまだ終わっていないのに、
映画のほうは次回4月からの後編で
結論が出てしまうのですよ。

楽しみでもあり、気懸かりでもあります。
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