ベルリンの秋・ウイーンの冬・上海クライシス

.22 2018 読書 comment(0) trackback(0)
週末は人混みを避けて基本的に外出しませんが、
この土日は見事に家から一歩も外に出ませんでした。
とにかく暑い!
晴耕雨読といいますが、猛暑の時も読書に限ります。
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春江一也の「プラハの春」を読んだのは2006年。
その後続きをいつか読もう読もうと思っていたのですが
すっかり忘れていました。
この一週間で「ベルリンの秋」上下、「ウィーンの冬」、「上海クライシス」
を一挙に読みました。


「ベルリンの秋」。
壁で区切られた国。
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日本もあと一週間降伏が遅れたら、
北海道がソ連の支配になっていたかもしれません。
戦争で負けたドイツが二つに引き裂かれたのは
しようがないのかとも思いますが、
日本がそうならなかったのは幸運以外の何物でもない。
沖縄、小笠原がアメリカ支配になったのはやはりラッキーです。
戦争に何の責任もない朝鮮が、
いまだに二つに引き裂かれているのはなぜなのでしょう。

89年8月に東ベルリンを訪れているのですが、
89年11月にベルリンの壁が崩壊してのちに
ベルリンがどう変わったのか見届けるために、
もう一度ベルリンに行ってみてもいいかなと
思い始めて来ました。


「ウィーンの冬」。
まだウィーンに行ったことがありません。
この小説に出てくる場所を
聖地巡礼のように訪れてみたいものです。


「上海クライシス」。
こういう本を読むと、絶対中国にだけは行きたくない
と思いますね。

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うんこ大好き

.03 2018 読書 comment(0) trackback(0)
上の孫も小学校一年生になって張り切って勉強しています。
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「うんこ漢字ドリル」が爆発的に売れているようです。

今日の読売新聞の就活欄に出ていましたが、
このドリルを出している文響社という出版社は
31歳で証券会社をやめた若者が設立したとのことです。
不況といわれる出版業会でもアイデア次第でヒット作は出るのですね。
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確かにこれは楽しい。
子供は”うんこ”が大好きです。
フランス人もうんこは大好きで
いつも "Merde!(糞)" "Merde!(糞)" と言っていましたよ。
フランス語では勉強する=働く(Travailler)ですが、
働くことは苦しい。
楽しく勉強させるほうがいいですね。

上の孫の誕生祝に嫁方のおじいちゃんがくれた本です。
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私たちは、嫁から内部情報を得て、
Nintendo Switch Proコントローラーを贈りました。

下の孫もお兄ちゃんのおかげでプレゼントをゲット。
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両家が集まってお兄ちゃんの誕生会。
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もう7歳になったのですね。時間がたつのは早い。
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無駄に美人

.01 2018 読書 comment(0) trackback(0)
図書館の書架にたまたま残っていた一冊を手に取った。
(読んでなかったっけか?)
映画の「アンフェア」シリーズを見ていたので、
読んだような気がしただけで、
実際には本は読んでいなかったのです。
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実に面白い。
ぐいぐいとストーリーに引きずり込まれてゆきます。

結局、秦建日子のアンフェア・シリーズ全5巻を
あっという間に読み切ってしましました。
「推理小説」(2004年)、
「アンフェアな月」(2006年)、
「殺してもいい命」(2009年)、
「愛娘にさよならを」(2011年)
そして、「アンフェアな国」(2015年)。
読んだはしから妻に渡しました。

主人公の雪平夏見は頭の中では完全に篠原涼子のイメージです。
無駄に美人というキャッチフレーズが強烈だからです。

これだけ面白いのだからと、同じく秦建日子の
「ダーティ・ママ」シリーズの第一巻を借りて来ましたが、
途中で放り出してしまいました。

やはり主人公が美人でないと面白くないのです。

オスは本当に必要か?

.22 2018 読書 comment(0) trackback(0)
昆虫や動物のオスは、交尾できないまま、
その一生を終えるほうが圧倒的に多いそうです。
サル山やトドのハーレムを見てもそれはすぐわかります。
若くて強いオスがハーレムを作って大勢のメスを従え、
それ以外のオスは周囲をおろおろ歩いて、
隙あらば、やろうと狙っているだけです。
昆虫ではメスに出会えないまま死んでしまうものが多いらしい。
極東の島国の人間社会でも同じ現象が起こっているようです。

初期の生物は無性生殖をしたはずなので、
有性生殖はその後に発明された戦略なのです。
メスがメスを産み続けていれば、オスは必要ないのです。
オスがいるために命をつなぐのに余分なコストがかかります。
クジャクは不必要に大きく美しい羽根を用意しなくてはならず、
植物は花を咲かせて、昆虫に花粉を運んでもらわなくてはなりません。

オスは本当に必要なのでしょうか?

春にオスの蝶がメスのまとわりついています。
あれを微笑ましいとみる方もおられましょうが、
そのメスはすでに他のオスと交尾していて、
メスにとっては迷惑な行為でしかないのだそうです。
あの行為は進化学の専門用語で、
セクシャル・ハラスメントと呼ぶのだそうです。
(納得!)

「すごい進化」 鈴木紀之著 (中公新書2017/04) を読みました。
サブタイトルが “「一見すると不合理」の謎を解く” です。
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雪平夏見は無駄に美しい。

クジャクのオスも無駄に美しい。

この本の中で Peacock Spider (孔雀蜘蛛)という
実に美しい蜘蛛がいることをしりました。
その求愛ダンスが素晴らしいので、紹介しておきます。
このくらいオスは努力しないとメスに相手にされないのです。



さなとりょう

.09 2018 読書 comment(0) trackback(0)
図書館から、
「ご予約の本が到着しましたので受け取りに来てください」
というメールが入ってきた。
「さなとりょう」。
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いつ予約をかけたか覚えていないほどで、
その時予約待ち順が100番を超えていたような記憶があるが
ほったらかしで、全く忘れていた。
おそらく新聞の書評かなにかで面白そうだと思ったのだろう。

明治6年(1873年)秋、
北辰一刀流千葉道場で鬼小町といわれた「さな」のところへ
坂本龍馬の妻「りょう」と名乗る女が訪ねてきたことから
この物語は始まる。
「さな」はもと龍馬の許嫁だったことになっており、
もと嫁の「りょう」とはお互いやきもちと不信感をいだきながらも、
ふたりで協力しながら、龍馬暗殺事件の黒幕を探してゆく。

なるほど、こうきたか。
歴史小説の体裁をとったミステリーで、
しかもチャンバラ満載ときた。
「りょう」の武器は当時珍しいアメリカ製のピストル、
「さな」はもちろん剣である。

新しいタイプの時代小説だ。




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