肩にとまった秋。

万葉百花園でこんなトリカブトを見ました。

一つの茎にこれだけたくさんの花をつけているのは初めてです。

毒のある花は美しい。

ただの野菊かと思ったら龍脳菊というたいそうな名前がついていました。

ぼたん園では珍しいボタンの帰り花。桃花正雪という名前です。

狂い咲きというよりは帰り花のほうが品がいい。
牡丹の季語は初夏、帰り花の季語は初秋、
これを俳句に詠んだら季節はいつになるのでしょうかね。
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あまりに天気が良いので週末に予定していたざる菊ツアーを
前倒ししました。
先ずは今回初めて訪れた平塚市の土屋ざる菊園。

今までのコースには入っていなかったのですが
友人に教えてもらって来てみました。
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次に訪れたのは妻がざる菊の中では一番好きだという
二宮町川匂の善波さんのお宅。

時期が遅くなるとこの菊は薄赤く変色するのですが、
今は咲き初めで真っ白!
妻はこの白さと株の大きさを愛しているようです。
善波さんのお宅でこの時期に必ず咲いている朝顔。

二宮町から小田原に向かうときに見られる
冠雪したばかりの富士です。

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小田原市久野の鈴木さんのお宅に着きました。
なんと、家の隣の畑までがざる菊の鉢で埋まっていました。

昨年まではここはただの畑でした。
これは素晴らしい景色になりましたね。
裏庭の富士は昨年より高さが増したように思えます。

なぜかこの菊だけに蜜蜂がたかっています。蜜が濃い?

鈴木さんのお宅の隣の総世寺の「ざる菊を育てる会」のメンバーは
年々増えているようですね。

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南足柄市の三好屋で昼食。

驚いたのは、お店に無料WiFiがあったこと。しかもカードで支払いができたことです。
島根県に帰ったら無料WiFiはどこにあるのでしょうか。

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矢倉沢に着きました。公民館横の菊園です。

前田菊園。やはり満開には少し早いですが、十分見れます。

白山神社下のお宅。このかわいらしいデザインは変わりません。

上ノ山菊園の横の崖が台風で崩れたようですが、
もう修復されていました。

リンドウ。

この8月に花を見に来たサネカズラにはたくさん実がなっていました。

当初予想したように今週末が一番の見ごろです。
お見逃しなく。
薬師池公園で11月1日~8日に菊花展をやっているというので覗いてみました。

懸崖。

福助(一本仕立てで40cmまで)

管物(くだもの)。

厚物(あつもの)。

桜と菊が日本の国花ですよね。
やはり秋には菊をめでるのが日本人なのでしょう。
しかし以前より出品点数が減ったのではないかと思えます。
愛好家が減ってきたのでしょうか?
矢倉沢のざる菊はまだ開花してないので、今週末に行く予定です。
11月1日から12月8日までが薬師池公園の紅葉祭りですが、
まだ色づいてはいません。

かろうじて一本だけが透かし紅葉になっていました。
矢倉沢で今まで見たことのないつる草を見つけました。
まずは、アメリカホドイモ。

マメ科ホドイモ属で学名Apios americana。
地下に塊茎があり、インデアンがこれを食用にしていたことから
英語名はインデアン・ポテト。
もちろんマメ科なので、地上には枝豆のようなマメが生るそうです。
つる性植物図鑑でも名前がわからず、「花せんせ」に投稿して
名前を教えてもらいました。
次はガガイモ。
ヒトデのような花を咲かせるつるに初めて出会いました。

キョウチクトウ科イケマ属、学名はMetaplex japonica。
地下にイモができるわけではなく、
紡錘形の袋果がイモの形に似ているからだとか。
袋の先に絹糸のような白い毛がついていて、
古代では綿の代用にしたようです。
日本書紀にも登場するとか。
11月初めにざる菊を見に来た時にこの実に出会えるといいのですが。
これは我が家の周りにもいくらでもあるヘクソカズラ。

テイカカズラ。

センニンソウ。

矢倉沢のざる菊はまだこんな状態です。

これが11月初めにはこうなるのですが、

島根に帰省するかもしれないので見れるかな?
暑い日が続きますね。
暑いついでに神代植物公園の熱帯温室の蘭はいかが。
Miltonia Eastern Bay 'Russian'

ミルトニアというのはアンデス山脈を原産地とする蘭らしい。
Miltonia moreliana

Sobralia macrantha

フウラン(日本産)

Dendrobium cuthbertsonii

Dendrobium parthenium

Dendrobium Sukusawer White

Eria obata