イタリア語はフランス語と姉妹

.23 2014 イタリア語 comment(4) trackback(0)
4月から「テレビでイタリア語」を見初めてから半年たちました。
番組は半年で終わり、10月からまた一から新番組がスタートです。
半年イタリア語をやってみて分かったこと。

フランス語と全くおんなじだということです。

フランス語イタリア語スペイン語ポルトガル語ルーマニア語は、
いわゆる西ローマ帝国のラテン語方言に源を発する ロマンス語に属している
とは知識としては知っていましたが、それを実感したということですかね。

まず "H" を発音しない。
これはフランス語だけでなく、イタリア語スペイン語ポルトガル語に
共通していました。

動詞の活用が6種類。
(私、君、彼、私たち、あなた方、彼ら、の6通り)
これは英語しか知らない人には、非常に苦痛でしょうが、
フランス語で苦労した私にとっては、
そうだろ、そうだろという程度でした。

男性名詞と女性名詞がある。
これも面倒ですがロマンス語に共通していて避けては通れない。
もっとも、ドイツ語にはこのほかに中性というのがあるらしいから、
英語だけですね、このややこしさがないのは。

番組の最後の月の9月になって、初めて過去形が出てきました。
ここでフランス語とイタリア語がおんなじだと実感したのですよ。
英語にはHave + 過去分詞という現在完了形がありますが、
この形がフランス語やイタリア語の複合過去・近過去になります。
ただし、英語のHaveが6通りに活用するからややこしい。
(英語のhave = フランス語のAvoir = イタリア語のAvere)

ちょっと例を挙げてみましょう。

(日本語)  昨日の晩(私たちは)映画を見ました。

(イタリア語) Ieri sera *** abbiamo guardato un film.
---------- イエリ セーラ アビアーモ グアルダート ウン フィルム

(フランス語)Hier soir nous avons regardé un film.
---------- イエール スワール ヌーザボン ホギャルデ アン フィルム

イタリア語では主語 (***) を省くという点を除けば、
単語が一対一で対応してしまうのです。
しかも綴りもよく似ています。
たぶんフランス語vsイタリア語の辞書はすごく薄いでしょうね。
単語が一対一で対応するので、解説や例文が必要ないからです。

イタリア語では主語を省くというのはいいですね。
主語を言わない日本人にとってはなじみやすいかもしれません。
でも、動詞が6通りに活用されているから主語を省いても
主語が何かわかるということなのです。
これはスペイン語やポルトガル語も全く同じらしいです。

主語を省けるといいことが一つありますね。
疑問文の時に、倒置法を使わなくていいからです。
英語でも疑問文の時は、Have you~? Do you go ~?
という風に動詞+主語という倒置法の語順になりますね。
フランス語も丁寧な疑問文は倒置法なのです。
でも主語がなくなると、動詞だけですから、
それの語順をひっくり返す必要がないわけです。
これは楽ちんでいいですよね。

フランスの政治家は、サルコジのように、演説の中で
「私が、私が」を連発するタイプが多いのですが、
イタリアの政治家は「私が、私が」とは言わないのでしょうかね。

イタリア語は旅行したときにちょっとしゃべれればいいかな
という感じで始めたので、辞書を買う気はありません。
そのかわり、「旅の指差し会話帳」というのを買いました。
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すごく良くできています。
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旅の場面、テーマごとにまとめてあるのがうれしい。
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著者がイタリア語と格闘した経験から生まれた本だと思います。
半年勉強したからこの本の良さがわかります。

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はじまりは5つ星ホテルから

.07 2014 イタリア語 comment(0) trackback(0)
三島梅花藻を見に行こうと三島駅南口をナビにセットして出発すると
すぐに「5㎞先に渋滞があります」というアナウンスが。
ナビの画面を見ると東名高速が真っ赤になっています。
「あちゃー、やめよう」
町内をぐるっと回って家に引き返しました。

そこで、飯田橋のギンレイホールに映画を見に行くことを提案しました。
私がいつも見ている、 パリのマダムのブログ
日本の映画大好きの友人のブログ
両方で取り上げていたからです。

友人が書いているように、平日なのにギンレイホールはほとんど満席。
よほど人気のある映画なのでしょうね。

映画名は「はじまりは5つ星ホテルから」。2013年のイタリア映画です。
163939_1[1]
Un film italien 2013 "Vaggio Sola" = "Je Voyage Seul" = "A Five Star Life"

主人公は5つ星ホテルの格付け会社で働く40歳の女性社員で、
世界中の5つ星ホテルに業務で身分を隠して泊まり歩いています。
5つ星ホテルに泊まったことのない私から見れば、夢のような生活です。
しかし仕事はシビアー。
部屋に入るや否や、白い手袋をして、埃のたまり具合をチェックして
パソコンの調査項目を次々にクリアーしていくのです。
そんな彼女も、私生活では40歳、独身、子なし、
やさしいボーイフレンドはほったらかし。
そういうことを淡々と描く映画です。
決して結論を観客に押し付けはしないのです。
(詳細は公式ホームページをどうぞ)

映画の原題は、イタリア語で "Vaggio Sola"=「一人旅」ですが、
フランス語では "Je Voyage Seule"=「私は一人で旅をする」、
英語では "A Five Star Life"=「五つ星生活」、
そして日本語が「はじまりは5つ星ホテルから」。
私は英語の題が一番いいように思いますね。
あなたの人生は五つ星かと問いかけているようで。

私の目的は、もう一つありました。
4月からイタリア語の勉強を始めたので、どのくらい聞き取れるか
チェックしたかったのです。
予想通り、イタリア語はほとんど聞き取れません。
たまに、マッキーナ(自動車)などという単語が耳に入ってくるのと、
"Tutto bene?" (トゥット・ベーネ) =「元気なの?」
"Benissimo! Benissimo!" (ベニッシモ、ベニッシモ) =「元気!元気!」
くらいは分かりましたがね。

モロッコのマラケシュのホテルで、渋い男にくどかれている場面は
すべてフランス語でしたので、実によくわかって、ほっとしましたね。

しかしこのイタリアの女優さん、英語もフランス語もペラペラでしたね。
すごいですよ。

ところで、飯田橋に行く途中、永田町駅の地下街で昼食をとったのですが、
ここはいいですね、便利です。
半蔵門線から有楽町線に乗り換えるところにEchikafit NAGATACHO という
フードコートがあり、7軒の店があります。
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先に注文してお金を払うと、呼び出しベルをくれるので、
それから席を探します。(順序は逆がいいかも)
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当初の予定では、
「手むすびむすび」で極上米を使ったおにぎりを食べる予定だったのですが、
急きょ気が変わって、「日の陣」で、ごく旨肉そばを食べました。
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これはいけましたね。牛肉の入った漬け汁がたまらなくうまい。
私の作るそばの漬け汁は山形風サバの水煮ですから、比較にはなりませんが。

イタリア語を始めました

.08 2014 イタリア語 comment(2) trackback(0)
「なにょう、そがーに勉強するんかな。面倒なことを、はあ、せんでもえかろうが」

私が、録画番組を見ながら、居間のテーブルの上で練習問題を書き込んでいると、
母がこう言いました。

「勉強じゃないよこれは。ゲームみたいなもんさ。」

そうこれは、私にとってはクロスワードパズルやナンクロのようなものです。
この4月から、イタリア語を始めました。

英語もフランス語も中途半端なくせに、それを極めようともせず、
また新しいものに手を出す。私の悪い癖です。
まあ、しかし、「広く浅く」が私のモットーでもあります。

実は最初はハングルでも始めようかと思っていたのです。
アジアの国に旅行したことがない私は、
最初の訪問国は近い韓国かなと思っていたのですが、
最近の韓国の日本パッシングにほとほと嫌気がさして、
ハングルの計画は中止しました。
となると近いところでは台湾がいいかということになります。
しかし中国語は難しそうだし、北京語が台湾で通じるとも限りません。

じゃあ、なぜイタリア語なんだといわれると、理由はありません。
たまたま本屋でふらっと4月号を買ってしまったのです。
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J'ai commence a etudier l'italien!

この番組では、講師はイタリア人。日本人の大学の先生はいません。
ナビゲーターは万梨音。歌手のヒデとロザンナの娘さんです。


イタリア語はやはりフランス語の親戚ですね。
同じラテン系のスペイン語やポルトガル語と同じく、
Hの発音はしないのです。

Hai una macchina ?
アイ・ウナ・マッキーナ?(車持ってる?)

Quanti anni hai ?
クワンティ・アンニ・アイ?(年はいくつ?)
Ho trentatre anni.
・トレンタトレ・アンニ。(33歳です)

この「持っている」という動詞 avere の活用が
フランス語の avoir のようにややこしい。
・・・・・・・・・・・イタリア語・・・フランス語・・・・英語
不定形 ・・・・・・・・・・avere・・・・・avoir・・・・have
現在活用形
(一人称単数)私 ・・・・・ ho・・・・・・ai・・・・・have
(二人称単数)君・・・・・ hai ・・・・・・as
(三人称単数)彼 ・・・・・ ha・・・・・・a・・・・・・has
(一人称複数)我々・・・・ abbiamo・・・avons
(二人称複数)あなた方・・・avete・・・・avez
(三人称複数)彼ら・・・・・hanno・・・・ont

似てますね、似てますよ、このややこしさは。
現在形の活用だけで6個あるなんて言うのは、
フランス語で苦しんだことのある人なら驚きはしませんがね。

驚いたのは、日本語と同じように、主語を言わなくてよいことでした。
動詞の活用形を見れば、その主語が何人称かわかるから、
主語を省いてもいいということらしいです。

とにかく、いい暇つぶしを見つけましたよ。
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