6月の花(横浜)

.30 2013 花(一般論) comment(0) trackback(0)
日光・佐渡の旅行記を延々と書いているうちに
数えて見たら16話にも達していました。
まだまだ書きたいことはあったのですが、
このブログの読者から「いい加減にせいよ」と言われそうでしたので
やめました。

旅は非日常ですから、毎日ものすごい発見があるので、
嬉しくなっていくらでも記事を書いてしまうのです。
とにかく今回の旅は一日がすごく長いように感じました。
子供の時は一日が長かったような記憶がありますが、
あれはきっと、一日にたくさんの発見があったからなのでしょうね。

大人になって日常に埋没してしまうと一日は短いのです。

ともあれ、6月も最終日なので、横浜の花の近況報告をしておきます。

毎年、あやめはどこに見に行こうかとプランを練るのですが、
今年は諦めて、近場の薬師池公園で済ませることにしました。
あやめ娘さんがいるから写真になります。
01あやめ 001

大江山の酒呑童子を退治した「頼光」。6月18日の写真です。
02あやめ 002 頼光

同じ日に初めて、お隣の町田えびね苑のアジサイを見に入ってみました。
アジサイだけの時は入園料は無料です。
03あやめ 003

アジサイよりもバックのミズキの木が満開の花を誇っていました。
04あやめ 004

薬師池公園の梅花甘茶(ユキノシタ科バイカアマチャ属)。
06梅花甘茶02ユキノシタ科アジサイ属

小さい花ですが、よく見ると可愛らしい。五弁もありました。
07梅花甘茶03

みすずが丘公園のネムノキ(マメ科ネムノキ亜科ネムノキ属)です。
08みすずが丘公園02

多摩川土手まで行かなくても、ここに立派な木がありました(メモ、メモ)。
荒地や空き地に最初に生えるパイオニア的な木だそうですから、
生命力は強いのでしょう。
なお、みすずが丘公園には立派な栴檀の木もあります(メモ、メモ)。
09みすずが丘公園01

あざみ野3丁目のお宅の立派なノウゼンカズラ。
10ノウゼンカズラ01


大場町にたくさんあるナツツバキ(ツバキ科)。沙羅僧都の木。
14ナツツバキ

この季節はどこにでもあるキンシバイ(金糸梅)
オトギリソウ科オトギリソウ属キンシバイ。
15金糸梅

よく似ているビョウヤナギ(オトギリソウ科)オトギリソウ属ビョウヤナギ。
17ビョウヤナギ01

ムラサキシキブ(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)の花。
秋の紫色の実はだれでも知っていますが、春の花は誰も意識しません。
16ムラサキシキブ

自然林の中には、
あちこちにオカトラノオ(丘虎の尾)サクラソウ科の大群落ができています。
春先にホウチャクソウが咲いていた頃、この草は一斉に芽を出し、
何の草かと訝っていたのですが、ようやく正体がわかりました(メモ、メモ)。
20オカトラノオ 001

最後にどうでもいい木。
アカメガシワ(トウダイグサ科)の雌花です。
これも空き地荒地のパイオニアだそうですから、勝手に生えてきたのでしょう。
21アカメガシワ雌花(トウダイグサ科)空き地のパイオニア


スポンサーサイト

ゼラニウム Geranium

.14 2011 花(一般論) comment(0) trackback(0)
我が家のゼラニウムが今年も立派に咲いている。
今年もというのは変かもしれない。
一年中咲いているからだ。
というより、この花はフランスから帰国した年の
1997年4月から咲き続けている。
もう14歳である。
もっとも最初の親株は枯れて、これは挿し木で増えた2株目ではあるが。
Geranium.jpg

私が花に目覚めたのはやはりヨーロッパに行ってからだと思う。
新婚旅行で見たスイスのルツェルンの橋に植えられた花を見て
感激して以来かもしれない。

アメリカのヴァージニアに行って花がないと言ったのも、
念頭にあったのは、やはりこの花、ゼラニウムのことである。

私にとっての花とは、ゼラニウムである。

レンヌのアパルトマンのヴェランダもゼラニウムで飾り立てた。
Apartment a Rennes

ヴェランダ側から撮ったパノラマ写真。 Apartment a Rennes
199308Geranium01.jpg

とにかくフランスという国はゼラニウムが好きで、
北はドイツ国境のストラスブール Strasbourg や
19930804 Strasbourg 12

コルマール Colmarも、
19930804 Colmar 02

南のボルドーのワインシャトー Un chateau de Bordeaux も、
un Chateau a Bordeaux

とにかく、ゼラニウムで飾り立てるのだ。

スイスもドイツもオランダも同じである。

こういう写真を見ると、やはりアメリカには花(ゼラニウム)がない
というのは本当だと思う。


ジギタリス Digitalis

.04 2011 花(一般論) comment(0) trackback(0)
最近周りでよく目につき気になる花があります。

ジギタリス Digitalis です。

和名は狐の手袋、英語の Foxglove の訳らしい。
明治時代に薬草として輸入されたとのこと。
6月6日の誕生花で、花言葉は不誠実、熱愛、隠されぬ愛だそうです。
digitalis03.jpg

ヨーロッパ南西部原産らしく、そういえば、
ブルターニュはレンヌの西にパンポンの森 Foret de Paimpont がありますが、
そこには赤紫のジギタリスがたくさん咲いていました。
ForetdePaimpont1990060002_convert.jpg

これは1990年6月の写真です。
この森はアーサー王の伝説の森だというので、あまり期待もせず、
ふらっとドライブしてみたのですが、素晴らしい自然の花畑に出会いました。
ForetdePaimpont1990060004_convert.jpg

アーサー王とは関係ないでしょうが、こういうかわいらしいお城もありました。
ForetdePaimpont1990060003_convert.jpg

この森はレンヌから真西に40km、プロエルメルの町の手前です。
あの当時工事中だった高速道路も貫通しているようですから、すぐ近くですね。
ForetdePaimpontMap.jpg

先ほど、島根の実家に帰省中の家内から頼んでおいた昔のアルバムがどさっと
段ボール3箱も届いたので、その中から出てきた懐かしい写真をスキャンして
アップしてみました。

これから昔の写真が使えるので、もう一度回想録にチャレンジしてみましょう。

コンニャク騒動

.24 2010 花(一般論) comment(6) trackback(0)
ここ数日テレビで「世界最大の花」が19年ぶりに開花と騒いでいます。
昨日木曜日の夜に開花し始め、今日金曜日と、明日土曜日で開花は終わり、
あとはしぼんでしまうとのことです。

それでは見てやろうかと、朝7時半に家を出ました。
久々の通勤時間帯ですが、急行がありません。
東急は通勤混雑解消のため、ピーク時は急行を廃止したそうです。
へー、知らなかった。どうも最近世間にうとい。
神保町で都営三田線に乗り換えて白山下車。
徒歩10分で東大の小石川植物園に到着しました。

9時開園に合わせて現地に着いたのですが、
もうすでに入園切符(330円)を買うのに長蛇の列。
でもこういうところで、列を作って並ぶのはえらい、
さすが先進国、礼儀の国、日本。
20100723091717.jpg

それにしても暑い、今日は大暑です。。
先日買ったテンガロンハットだけではしのげず、折りたたみの傘を開きました。
待つこと1時間25分。ようやく切符をゲットして入場。(ここで10時25分)
20100723093535.jpg

やれやれ、中はすいているじゃないか。
20100723102603.jpg

手入れの悪い建物の横を通りすぎると、
20100723102849.jpg

ありゃー、再び渋滞区間に突入。やはり延々と列は続いておりました。
20100723103059.jpg

あのテントがそうらしい。やれやれと思うでしょ。
20100723103519.jpg

ところがどっこい、左の桜並木の列は5重に折りたたまれておりました。
20100723104145.jpg

こういう風に
20100723104831.jpg

こういう風に行ったり来たりするのです。
20100723110208.jpg

でも、列が桜並木の日陰でよかった。
右の道路だったら皆干上がって死んでしまいます。
20100723111448.jpg

いよいよ次は私たちの番です。ここで11時18分。
20100723111843.jpg

おおー、このアヴァンギャルドというかスュールなフォルム。アートというべきか。
20100723111913_201407021742008aa.jpg

でも何か、卑猥でいやらしい。
20100723111935_20140702174202680.jpg

フランス人が中指をおっ立ててわめいているような。
20100723111954_20140702174203a42.jpg

見学はものの5分もありませんでした。

開花の経過をもっと詳しく見たい方は、この写真をご覧ください。

以下は、桜並木の下でじっくり読んだ、植物園の解説プリントからの抜粋です。
東大小石川植物園ではサトイモ科の系統分類学的研究を推進中。
(優秀な頭脳を集めて優雅な研究をやっていますね)
これはスマトラ島の絶滅危惧種で、開花は稀。地下に巨大なイモができている。
形が似ていることから
「燭台大蒟蒻(ショクダイオオコンニャク)」
と命名。
花序として世界最大。花弁だけで世界最大はラフレシア。


帰り道には、救急車のお迎えがありました。
熱中症でしょうか、ご婦人が運び込まれておりました。
20100723113201.jpg


私が正門に帰り着いたのは11時半すぎでしたが、
すでに入場は停止されておりました。
中に入っている人だけで見学が終わるのが夕方4時の閉園時間になってしまう
というのがその理由でした。
でも、あきらめきれないおばさんが、
しつこくお巡りさんに喰い下がっていました。

白山駅の構内でも「これから園に向かわれても入園できません」
というアナウンスが流れておりましたが、
やはり駅員にしつこく聞いているおばさんがいました。
駅員だって聞かれても困ると思うのですが。

私は帰りを急いでいました。
母に昼食を食べさせ、透析のため病院に連れて行かなければなりません。

それにしても暑くて、長くて、せわしない午前中でした。

(注)デジカメをレンズ掃除に出しているので、
ケータイで一番大きなサイズの画像にしましたが、
なんとか見られますね。

梅雨明け

.18 2010 花(一般論) comment(4) trackback(0)
昨日は梅雨明け。

かっと照る日差しが肌に突き刺さるようだ。

各地で海開きだが、大雨の後始末で大変らしい。

我が家はなだらかな丘陵地の頂上のため、洪水と山崩れの恐れだけはない。
こういう立地条件を選べと教えてくれたのは、ブルターニュの初代社長である。

夏といえば、一番暑さに似合うのがこの花
さるすべり(百日紅)である。
さるすべり
子供のころ、柿本人麻呂の現地妻、恵良媛の出生地だという
お寺の広場の隅にあった木がこれだった。
この広場は子供の遊び場で、三角ベースをよくやった。

さるすべりと同じく子供時代の記憶にある夏の花が、
ノウゼンカズラである。
のうぜんかずら
檀家のお寺に保育園があり、庭の真ん中に大きなクスノキがあって
その木にまとわりついて花を咲かせていたのが、この花である。
かくれんぼなど大抵の遊びはこの木の周りでやった。

この二つの花は、子供時代の
いつまでも終わらない暑い暑い夏の日
を思い出させる。
 HOME