訪問御礼

.29 2010 ブログ comment(4) trackback(0)
今年2010年3月26日に最初の記事を上梓して以来、
なんとか皆さまの応援に支えられて、
ブログを更新維持することができました。
この拙いブログにご訪問いただいた方々に深く御礼申し上げます。
合わせて、どうかよいお年をお迎えいただけますよう、
ご祈念申し上げます。

元経理屋の癖で、統計をとって見ました。
もっともカウントできるくらいの方しか訪問いただいてないからですが、
毎日何百人もアクセスのある方には無理な話です。

今日までの日数280日、
ブログ更新数234回、 更新率83%、
8月まではほぼ毎日、9月以降は月20回のペースです。

他のブログを見てカウンターを取り付けたのは
10日くらい過ぎてからでしたが、
ご訪問いただいた方、延べ5344人、一日平均20人、最高52人。
最近は少なくても25人くらいは見ていただけるようになりました。

コメントをいただいた方23人、延べ199回。

まるで映画の最後の字幕のようですが、

今年コメントをくださって、支えてくださった方はつぎのとおりで

深く深く感謝申し上げます。

Hananorikko さん.............73回
ココンさん...........................62回
セシリアさん.......................57回
須磨の関守さん.................13回
三十路オンナさん.................9回
Otium さん.............................9回
Nara Promeneuseさん......9回
Rika3377 さん.....................6回
Azky さん................................3回
Lemon and gingerさん.......3回
副長さん...................................3回
加代子さん.............................2回
Ikukoさん..................................2回
Yopikobooさん.....................1回
ぷーさん...................................1回
AYさん.......................................1回
熊子さん...................................1回
Maruさん...................................1回
雷ジャックさん.....................1回
シッタレさん............................1回
Lilyさん......................................1回
履歴書の添え状さん......1回
ナナシさん...............................1回

ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

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ピラカンサス (Piracantha)

.28 2010 花(木の花) comment(0) trackback(0)
ご近所のお宅に真っ赤な色がある。
紅葉も全て落ちてしまった今の季節、紅い色といえば、
山茶花くらいしかないのだが、それにしてもこれは見事だ。
Pyracantha 004
ウェブで調べてみると、
「ピラカンサス」というらしい。
学名 Piracantha coccinea
和名 常盤山櫨子(トキワサンザシ)

五月に木に一杯の白い花を咲かせるらしいが、
その季節には白い花はいくらでもあって、気がつかなかった。
来年の五月が楽しみだ。

越乃寒梅

.26 2010 フランスの生活 comment(0) trackback(0)
越乃寒梅を買わせていただきました。
越乃寒梅 004

こういう高級なお酒は年末年始のような特別な時でもないと
我が家では買ってもらえないのです。


「越乃寒梅」にはブルターニュ駐在時代に強烈な思い出があります。

フランスで何故に日本酒に思い出があるのか。

90年代のはじめ、日本では越乃寒梅は幻の銘酒としてもてはやされ、
なかなか手に入らなかったのです。

ある時同僚のT君(独身)が、
「日本から越乃寒梅を3本送って来ましたよ。
その筋にコネのある友人がいましてね、手に入ったのですよ」
と嬉しげにいいました。

「そりゃいいね、今週我が家に来なさいよ、料理がなくては酒もうまくないだろ」
というわけで、他の独身駐在員を呼んで、夕食会をやりました。
家内には日本酒に合いそうなメニューを作って貰いました。

ただ、我が家で夕食会をやる時は、私がいつもカキの殻むきをしていたので、
当然のように最初に生ガキがでてきます。
生ガキにはやはりフランスの白ワイン(サンセール、ピュイーヒューメとか)
を出します。

生ガキが終わったところで、家内が作った刺身や魚の煮付けを出して、
いよいよ幻の銘酒「越乃寒梅」をいただこうということになりました。

T君の前口上では
「この酒は水のようにさらさらとしていていくらでも飲め、
決して料理の邪魔をしないのがよい」ということでした。

みんなのグラスに次ぎ終えて、ではといっせいに飲みました。

「あまーい!!」

みんな一斉に言いました。
「なんでこんなに甘口なんだ?」
「これほんとに越乃寒梅なの?」

T君も憮然として、
「おっかしいなー。甘いですね。いやいや、これは本物ですよ」

しばらくして、さしみや魚の煮物をたべているうちに、
だんだん慣れてきたというか、それほど甘口だとは感じなくなりました。
ただやはり、最初の「あまーい!!」が非常に強烈な記憶となってしまい、
この記憶はなかなか消えません。

議論するうちに、みんな理解しました。
最初の生ガキに出した白ワインがいけなかった。

ワインも日本酒も醸造酒であることには変わりはないのですが、
原料があまりにも違うのです。
果物が原料のワインは辛口を通り越した辛口というか酸味があります。
米が原料の日本酒には酸味などかけらもなく、
結局ワインと比較すると日本酒は甘口ということになってしまうのです。

おいしい日本酒を味わいたかったら、
決してワインと一緒にちゃんぽんで飲んではいけない。

(後日談)
T君は甘いマスクで、話も面白く、もてないはずはないのですが、
どういうわけか40を過ぎてもなかなか結婚しませんでした。
フランス女性に強烈な失恋体験をしたトラウマのせいかもしれません。
帰国してからもお互い転勤族で同じ事業所になることがなく、
なかなか合うチャンスがありませんでしたが、
何年か前、本社の納涼祭でばったり会い、別れ際に、
「豊栄さん、ぼくこの人と結婚します」
と一緒にいた背の高い素敵な女性を紹介してくれました。
先月のOB会で偶々また会い、子供の写真を見せてくれました。
「まだ3歳ですよ。僕はもう50になろうというのに。
定年の時はまだ中学生ですよ」
「大丈夫、大丈夫。これから定年は65になるから」
といってみんなで励ましました。

宿り木(2010-05-25再掲)

.25 2010 フランスの自然 comment(2) trackback(0)
この記事は2010-05-25の記事を再掲したものです。

昔の家庭教師のマダムクーニーが、冬至の記事を見て
「シトロンの写真のようだが何だ」と聞いてきたので
(彼女は日本語は分からず写真しか分からないので)、
「風邪をひかないためのおまじないです、
フランス人だってノエルから年末にかけてにヤドリギを飾るでしょ」
というようなメールのやり取りをしたので、
ちょうどノエルの季節になったこともあり、
タイミング的にこの時期にもう一回掲載しておいたほうがよいかなと考えました。



フランスでは、
冬になって木々の葉が落ちると目立つものがある。
20091215やどりぎ2
ヤドリギ (le Gui) である。

近寄って見る。
20091215ヤドリギ4

子供たち用に買った le Petit Larousse illustre 1992 によると、
(ラルース小百科事典絵入り1992年版)
le Petit Larousse S

「特定の木(ポプラ、リンゴの木、稀にオーク)にパラサイト(寄生)して
白い実をつける。実にはねばねばした物質を含む」
とあり、図が付いている。

寒々としたこずえの中で、緑のヤドリギだけがとりわけ目立つのだ。
日本では見られない壮観な景色である。
私が会員になっていたゴルフクラブの入り口のポプラ並木には、
全ての木にヤドリギが付いていて、それはそれは素晴らしい眺めであった。
夏よりも冬のほうが並木の存在感がある。

ノエルが近くなると、朝市でヒイラギとともにヤドリギが売られている。
20091221やどりぎマルシェ1

柊(ヒイラギ)とヤドリギ
20091221やどりぎマルシェ3

雪の中でも、青さを失うことはなく
20100114ヤドリギ01

冬を生き延び
20100324やどりぎ1

春を迎え
20100424やどりぎ1

そして、新緑とともに次の冬まで隠れてしまう。
20100504隠れヤドリギ


私だけがこの木をきにかけていたわけではなく、
古代人もこのヤドリギに不思議な力を感じていたようである。

以下は、
NHKラジオテキスト「まいにちフランス語」4・5・6月号の中で、
仏文学者奥本大三郎先生が書かれている連載エッセイ「落日のフランス文学」
の「宿り木Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」からの受け売り・抜粋である。

フランス人は新年に「オオギランヌフ」(新年おめでとう)
    と挨拶するそうである。(ただ、私はこの挨拶をされたことがない。)
    “ Au gui l’an neuf ” 直訳だと「ヤドリギの新年」???

    ラルース百科事典(上記写真の大人版)によれば、

    古代ローマのプリニウス著「博物誌」の中で、
    ガリアにおけるヤドリギの崇拝と題して次の記述がある。

    「ケルト人はヤドリギとこれが宿っているオークほど神聖なものはない
    と信じていた。陰暦の毎月六日に白い衣をまとったドルイド僧が、
   三日月形の黄金の鎌でオークのヤドリギを刈り取り、白い衣で受け止める。
   そのあとに、白い雄牛を生贄として捧げ、宴を開いた」となっている。


こうした話を奥本先
生は、なんと3ヶ月3回12ページにわたって
エッセイにまとめられている。

また、ネットで検索したところによると、
   イギリスやアメリカでは、クリスマスの季節に、
    飾りとして掛けたヤドリギの束( Kissing Ball)の下にいる若い女性は
    Kissされること拒否すると翌年は結婚のチャンスがないそうだ。
   恋人同士がMistletoe(ヤドリギ)の下でキスをすると結婚の約束を交わした
   ことになるらしい。また「幸福と長寿の予言」でもあるとのこと。

クリスマスはキリスト教の行事であるが、そこで飾るヤドリギは
実は古代の宗教が習俗として形を変えて生き残っていることの
証なのである。

(注)
ここに掲載したヤドリギの写真はすべて、現在パリに住んでいる
私の大学時代の同級生M氏が私の求めに応じて、去年から今年の半年間にわたって
撮影してくれたものです。著作権は全て彼に属し、彼の同意を得てこのブログに掲載しました。

メリー・クリスマス Joyeux Noel !

.24 2010 フランスの生活 comment(2) trackback(0)
「メリー・クリスマス、今日は12月24日、金曜日です」

朝、出勤する家内を駅まで送るために車のスイッチを入れたら、
カーナビからこの声が流れてきた。

歩いて15分の距離を雨の日以外いつもは送ったりしないのだが、
今日は一年に一回のこのアナウンスを聞くために車に乗った。

「おかしいわよね。フランスでは24日の朝っぱらから、ジュワイヨー・ノエルなんて言わないわよ。
日本はおかしいわよ。クリスマスは25日じゃないの」

 昨晩こういう話になって、本当に朝カーナビがそういうかどうか
確認しに乗ったのである。

「でもこれはこれで意味があるんじゃないかな。
朝仕事に行く人に、{今晩はクリスマス・イヴですよ、早めに家に帰りましょう}
とリマインドするためだから、朝一番でこういうアナウンスをするのは
気が利いているというべきじゃないかな」
というのは私の意見である。

クリスチャンでない日本人にとっては、25日は意味がなく、
24日の晩だけが風習として意味がある日なのだ。

次の写真は英語ではクリスマス・リース(Christmas Wreath)
フランス語ではクロンヌ(la Couronne)というらしい。
ヴェランダで大きくなりすぎた、白妙菊 (仏:Senecon Cineraire)を
バサバサと切ったのだが、そのまま捨てるのはもったいないといった家内が
急遽玄関のクリスマス飾りにアレンジしたものである。
真ん中の紅いロウソクはおフランスから持ち帰ったものらしい。
まだそんなものが残っていたのか。
クリスマス飾り


ブルターニュにいた時、我が家は満足なクリスマス・イヴを過ごしたことはない。
クリスチャンでないからどうでもいいのであるが、
12月24日というのは、我が家にとっては常に移動日であった。

クリスマスから一週間フランスの会社は休みになる。
毎年12月24日のクリスマス・イヴの日は棚卸と決まっていた。
前々の週から残業して生産量を前倒しして、
24日は生産ラインを止め、朝から全員で棚卸を開始し、
午後の3時には皆帰宅してよいことになっていた。
そのあとで日本人駐在員や現地人の幹部も入れて社長室に集まり、
シャンパンを開けて、一年ご苦労様でしたというのが慣例になっていた。

帰宅すると、家内がファミコンゲームから離れない子供たちを叱りながら、
旅行の準備をしている。
この晩アルプスへのスキーに出発するのである。

レンヌの南100kmのところにナントがあり、
そこからリヨン向けの夜行カートレインが出ていた。
ナントの中華料理店で食事をした後、
夜11時半発の列車に車を預け、寝台車にもぐりこむ。
二等車では6人になり、他人が入るので、
我が家は奮発して一等車を予約し、4人でコンパートメントを独占した。
息子どもは日本でも乗ったことのない寝台車に興奮して
なかなか寝付かないのであるが、
夜中に車を走らせることを考えれば、ずいぶんと楽である。
Nantes-Lyon.jpg

朝の6時半にリヨン駅に着く。
朝食券が付いているので、駅舎の食堂で子供はショコラとパン、
大人はコーヒーとパンだけの朝食をとっている間に車が下されてくる。

リヨンからまた延々と車を走らせ、午後になってようやくアルプスに着く。

最初の年はモンブランのふもとのシャモニーにした。
9012シャモニー000201_convert_20111202115544


宿はロカシオンという貸別荘である。
土曜日の夕方4時から次の土曜日の午前中まで一週間単位で借りられる。
ロカシオンには台所も食器も揃っているので、
当然ながら、米と炊飯器とインスタントラーメンとカレーのルーは
必ずもって行っていた。
9012シャモニー000202_convert_20111202115607


ロカシオンに入ったら早速、貸しスキー屋に行き、靴とスキーを借りた後、
子供たちのスキー学校への入学手続きを済ませる。
また切符売り場で一週間分のリフト券を買うのであるが、
全員の顔写真とパスポートが必要である。
パスポートは家族割引を受けるためである。
子供達はカルト・レジドンス(居住証明書)をもっていないので、
親子であることを証明するにはパスポートしかないのである。
これを忘れたために、家族割引を拒否されて悔しい思いをした先人から、
家内が聞いてきた情報である。

あくる日は朝9時に子供達をスキー学校まで送り届ける。
デビュタント(初心者)クラスだったので、
先生がストックはいらないといって返してくれた。
子供達は体が柔らかいので転んでも大丈夫、
ストックがあるとかえってけがをするからと言われて納得した。
Alpes000301_convert_20111202115641.jpg


子供達を送り出した後は、家内のレッスンである。
スキー学校に入れというのだがいやだといって聞かない。
足が痛いだの、疲れただのといって、滑るよりも
カフェで休憩している時間のほうが長いくらいである。

12時に子供を迎えに行く。
「どうだった、先生のいうことはよくわかったか」
「当然。先生は優しいよ。スペインから来た日本人の子供がいて、
ぼく通訳してやったよ」と得意げであった。

一週間が過ぎ、最後の日に、スキー学校の卒業式が町中のクラブであった。
子供達はひとりずつ名前を呼ばれ、認定書と紙製のメダルをもらう。
息子たちもめでたく「一つ星」のメダルをもらいご満悦であった。
Alpes000201_convert_20111202115720.jpg


大きなチーズを焼いて溶かしながらジャガイモにつけて食べる
ラクレットに出合ったのもスキー場でのことであるし、
チーズフォンデュは次男の大好物になった。

できれば毎年スキーに行きたかったが、
エジプトやイタリアに冬休みに行ったこともあって、
結局は、シャモニー、ティーニュ、アルプドユエッツ、ヴァルトロンスの
4か所に行っただけである。
それでも子供達は毎回スキー学校に入り、星を一つずつ増やして行き、
私よりも上手になった。
3000mの山の上から、私が家内のお守をしながら2時間かけて
ふもとまで下りてくる間に、子供達に2回も追い抜かれるようになった。

タイヤチェーンがうまく装着できなかった時の苦労、
車につもった1mの雪を大騒ぎして取り除いたこと、
山の上から見た雲海やアルプスの山並みなど、
忘れられない思い出がたくさんある。

96年のクリスマス・イヴは、私たちの日本への帰任の出発日だった。
夕方レンヌ駅のTGVのホームで皆さんとお別れを惜しんでいるときに、
その年初めての雪がちらちらと降り始めた。
19961224Garre de Rennes small

TGVから見た雪景色。 フランスの見おさめ。 Au revoir la France !
19961224 Neige de TGV

最後に、クリスマスはやはりこの歌。
Happy Christmas by John Lennon


So this is Christmas
And what have you done
Another year over
And a new one just begun
And so this is Christmas
I hope you have fun
The near and the dear one
The old and the young

A very Merry Christmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear

And so this is Christmas
For weak and for strong
For rich and the poor ones
The world is so wrong
And so happy Christmas
For black and for white
For yellow and red ones
Let's stop all the fight

A very Merry Christmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear

And so this is Christmas
And what have we done
Another year over
A new one just begun
And so happy Christmas
We hope you have fun
The near and the dear one
The old and the young

A very Merry Christmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear
War is over, if you want it
War is over now


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