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世界らん展 Fete de l'orchidee

.22 2012 花(草花) comment(0) trackback(0)
Japan Grand Prix International Orchid Festival 2012
世界らん展日本大賞2012に行って来ました。
水道橋の後楽園・東京ドームは数年前に巨人阪神戦を見て以来です。
らん展 001 らん展 002

それにしても、平日の火曜日だというのに、ものすごい人出でした。
観客の3分の2は女性で、推測するに女性の平均年齢が60歳くらい、
男性の平均年齢が70歳。
とすると平均年齢は63歳というところでしょうか。
もちろん子供は一人もみかけませんでした。
老人パワー恐るべし。

東京ドームの中は、こういう会場設定になっていました。
らん展 003

入口正面には受賞作品が飾られていますが、
ここに自分の作品を載せてもらうのが、らん愛好家の夢なんでしょうね。
らん展 004

日本大賞作品は、茨城県つくば市の大塚初枝さんの作品、
デンドロビューム ノビル「ハツエ」。優勝賞金200万円なり。
つくば市には2008年9年と連続して大賞をとった斉藤正博さんがいますが、
きっと、らん栽培の盛んなところなんでしょう。
らん展 005

私は野山の花が好きで、温室に咲くらんやベゴニアにはあまり興味はないのですが、
一度はこの世界らん展は見ておきたいということで、
今回初めて来てみました。

それにしても、やはりらんというのは派手な花ですね。
これは不死鳥のディスプレイ。
らん展 006

これは假屋崎省吾のディスプレイ。
彼は笠間の菊祭りにもディスプレイを出していますが、
上部の赤い飾りは彼のモチーフなんでしょうか、よく見かけます。
今回はバックに日本の着物を置いて、日本的な生花のイメージを出しています。
らん展 007

瀧をイメージしたディスプレイ。
らん展 008

仙台市のらん愛好会は、当然ながら七夕祭りのディスプレイ。
らん展 009

らんの展覧会なのですが、菊まつりとよく似ています。
菊人形ならぬらん人形です。
それにしても、この人形の顔はもっと美人に出来なかったのでしょうか。
らん展 010

趣向を凝らしたディスプレイもいいですが、
私はやはりこういうふうにドバっと花が沢山あれば満足です。
らん展 011

藤の花をイメージさせる天井飾りや、
らん展 012

花の森。
らん展 013

可愛らしいフラワーデザイン
らん展 014

これを贈り物でもらったら嬉しいでしょうね。
らん展 015

「良寛様と子供たち」エビネで作ったミニチュアディスプレイも良かったです。
らん展 016

この日は300枚弱の写真を撮りまくったのですが、
全部お見せできないのが残念です。

らんの花の写真は次回。

かにチャーハン Riz cantonais de crabe

.20 2012 食と料理 comment(3) trackback(0)
渋谷宮益坂のヒューマントラストで
映画「ベルセルク」を見たあと、もう一つの目的である、
かにチャーハンを食べに行きました。
何かのテレビ番組で紹介され、
渋谷に行くチャンスがあればぜひ食べたいと願っていました。
カニチャーハン 018
Riz cantonais de crabe

感激です。
期待に違わず、素晴らしい味でした。

有り体に言えばこ汚い店なのですが、
中華はこういう店が美味いものです。
カウンターに囲まれた目の前で
お兄さんが威勢よく鍋をシャカシャカいわしています。

カニはチャーハンの中に混ぜるのではなく、
あとから盛り付けるのですね。
味噌汁にはカニの爪が入っており、
白い容器は甘だれ(片栗粉入り?)で、
好きな量だけ掛けるのですが、結局全部掛けてしまいました。

餃子も美味しかったですよ。
この餃子は3個入りから6個入りまであるのですが、
量が増えても単価は変わりません。

このカニカニチャーハンが600円、餃子3個で190円でした。
病みつきになりそうです。
次に渋谷に来たらたぶんきっとまたここに来ます。

カニチャーハン 020

店の名前はずばり「かにチャーハンの店」。

西武百貨店のA館とB館の間の道(井ノ頭通り)を入って行き、
二股に分かれるので右にちょっと行った所、
franc franc の対面のビルの3階にあります。
ボケっとしていると見逃しそうな店です。

ベルセルク Berserk

.19 2012 映画 comment(0) trackback(0)
渋谷で三浦建太郎原作 「ベルセルク」 を見た。

1989年から今まで22年間連載が続いている漫画らしい。
私は漫画誌「ヤングアニマル」は買ったことがないし、
テレビアニメにもなったらしいがそれも見ていない。

それを今年中に一挙に三部作を公開するということなので、
チャンスである、これを見逃す手はない。
最初を見逃すとあとが面白くなかろうと是非にと見に行ったわけである。
ベルセルク1
"Berserk" un film d'animation japonais

なかなかの出来である。

まず絵が綺麗である。

私は絵が汚い漫画はまず見たくない。

次に、画面が明るいのがよい。

CGを使った映画ではやたらと画面の暗いものが多い。
あれはなぜなのだろう、絵の継ぎ目を目立たなくするためなのだろうか。
暗いと見る方も疲れてしまう。
ベルセルク2

まず、重装備の騎士のガチンコ勝負の戦争場面から映画は始まる。
物語は中世のイギリスが舞台のヒーロファンタジーのようだ。

私はこの種のファンタジーが嫌いではない。
いや大好きといってよいだろう。

若い時は、
エドガー・ライス・バローズ「火星」シリーズ
ロバオート・E・ハワード「英雄コナン」シリーズ
リン・カーター「レムリアン・サーガ」シリーズ
などを全巻読んでいる。
今でも島根の実家の倉庫の本棚にあるはずである。

栗本薫「グインサーガ」はフランスに渡った時に
30数巻で途切れてしまったのだが、
長男がそのあとの巻をいつのまにか揃えていたので、
続きを読みなおすかどうか今迷っているところだ。

最近では、茅田砂胡「デルフィニア戦記」を
図書館で借りてきて全巻読了した。

第2部は6月公開。待ち遠しい。



三番雪 La 3eme neige

.18 2012 あざみ野近辺 comment(0) trackback(0)
夜の間に雪が降ったらしい。
ほとんど溶けていたが、日陰ではこのように残っていた。
カニチャーハン 002
La troisieme neige ce hiver

今日は歩道橋の清掃ボランティアに初めて参加した。
近くの小学校へ通う子供たちが通る道だ。
落ち葉の散る季節は大変だったらしいが、
今日は殆どゴミもなくあっという間に終了してしまった。
カニチャーハン 005

カリタス女子短大のスズランの枯葉の中に、スノードロップを発見。
梅の開花は半月も遅れているが、春は確実に近づいているようだ。
カニチャーハン 009
Snowdrop

蜩ノ記 Une lecture

.16 2012 読書 comment(8) trackback(0)
葉室麟 「蜩ノ記」(ひぐらしのき) を読んだ。
昨年2011年下半期の直木賞受賞作である。
ひぐらしの記

よかった。
藤沢周平を彷彿させる書きぶりである。

私があらすじを書くのもおこがましいので、
本の帯書(もちろん宣伝文句だが)をそのまま写してみよう。
「心ふるわす、感涙の傑作 第146回直木賞受賞作
鳴く声は、いのちの燃える音に似て、
幽閉先での家譜編纂と十年後の切腹を命じられた男。
何を思い、その日に向かって生きるのか?
命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか?
気高く壮絶な覚悟を穏やかな山間の風景の中に謳い上げる、感涙の時代小説!」

作者の葉室麟は1951年生まれで、50歳(2001年)から創作活動を開始し、
07年松本清張賞、09年山本周五郎賞を受賞し、
そして10年目で直木賞を受賞したのである。まさに中年の星なのだ。


私は芥川賞には全く興味がない。
絵でもピカソや岡本太郎は全く理解できず感動も覚えないのと同じで、
小説も純文学は読んでも最初の数ページで投げだしてしまうのだ。

過去の芥川賞の受賞者を遡ってみても見ても全くといっていいほど覚えていない。
2010年代、2000年代、1990年代、1980年代の
受賞者の本は一人として読んでいない。
ようやく1970年代に遡って宮本輝と村上龍が出てくる。
1960年代では、庄司薫、丸谷才一、田辺聖子、三浦哲郎、北杜夫は読んだことがある。
ところが、1950年代の受賞者、大江健三郎、開高健、石原慎太郎、
遠藤周作、松本清張、安部公房にいたってはほとんど全部の作品を読んでいるのだ。

ということは、私は純文学が理解出来ないのではなく、
今の若い人の作品が理解出来ないということなのであろうか。
1960年代に私は学生だったから、理解できたのであろうか。
確かに芥川賞は若い新人、純文学という縛りがあるので、
今の若い人の考えが理解出来ないのかも知れない。
ただ私が思うに、純文学の性質が少し変化しているように思う。
最近いわゆる純文学と言われるものは、
私小説で、やたら自分の汚い部分を露悪的に書いているものが
殆どで、ストーリーなぞどこにあるのかというのが純文学らしい。
1950年代、60年代の芥川受賞者の作品(純文学?)は
そこまで汚くはなかったように思うのだが、どうであろうか。


他方、直木賞の受賞者を遡ってみると、
2000年代、葉室麟、池井戸潤、佐々木譲、北村薫、天童荒太、東野圭吾、
角田光代、奥田英朗、京極夏彦、村山由佳、山本一力、
90年代、佐藤賢一、桐野夏生、宮部みゆき、浅田次郎、大沢在昌、高村薫、伊集院静
などがいる。
これらは、私が新本も買い、図書館で手当たり次第借りている作家ばかりである。

直木賞の対象者は、大衆文学で年齢も制限が無いので中年が受賞することも多い。
年齢が近いから私が理解できるのだろうか。
そうではあるまい。
直木賞の作家はストーリーが上手いのだ。
宮部みゆきなぞは、どうしてこんなにお話が上手なのというくらい、
最初のページからどんどん引きこまれてゆく。

ともあれ、葉室麟という新しい時代小説作家が出てきたのは喜ばしい。

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