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牡蠣フライ

.25 2012 食と料理 comment(0) trackback(0)
「妻ひとつ われはふたつぶ 牡蠣フライ」 松尾隆信

これは読売新聞の2面に毎日掲載されている、「四季」という小さな囲み記事だ。
著者は長谷川櫂(その俳句サイト)という俳人である。
俳句ひとつ、写真一枚、百字ほどのエッセイ、いわば俳句ブログのようなものだ。
私の理想とするブログの形態である。
カキフライ 001

この句をめぐって、家内と議論になった。
夫にふたつぶ盛りつけてくれる妻の優しさを愛いといっているのか、
みつぶしかないカキフライを分かち合って食べる貧しい食卓をなのか。

「年をとったら、かきフライもそのくらいでいいのじゃない?
お店で出てくるかきフライは大体3個しか入っていないわよ。
あとはエビフライとか」

いずれにせよ、この記事を見たら猛烈にかきフライが食べたくなった。
ブルターニュで部下を呼んで夕食会をするときは、
私がせっせと生牡蠣の殻を剥いたものだ。
日本では剥き身を売っているからその必要はないし、
やはり生は殻付きでないと気分が出ないので、かきフライの方がよい。

「たのしみは つねに好める 牡蠣フライ うまく作りて 食はせけるとき」
    豊栄のぼる (橘曙覧の替え歌である)
カキフライ 002

今年の牡蠣は小粒らしい。
いずれにせよ、私はたった三個のカキフライでは満足しない。
一ダースは食べたろうか。
ソースはタルタルと中濃ソースの2種類。
キャベツのお代わりはいくらでもある。
フランスのキャベツは硬くて、生では食べられない。

カキフライ 003_copy

今日は日本酒ではなく、買い置きの安いスペイン産のヴィノブランコにしてみた。

弁当

.24 2012 食と料理 comment(0) trackback(0)
美味しい弁当をいただきました。
米八 幕の内「味吉祥-秋」です。
ボランティア打ち上げ 003_copy
Bentō : Voyez le Wikipedia-francais

包装紙を見るだけで美味しそうです。
わくわくして熨斗をとると、「お品書き」がついています。
こりゃ高いわ。
ボランティア打ち上げ 004

・赤魚白醤油焼き
・豆腐ハンバーグ(きのこ柚子あんかけ)
・煮物~、 里芋、蓮根、蒟蒻
・牛カルビ焼き
・京厚焼き  ・生酢
・黒糖饅頭 他

これに、秋の五種類のおこわが入っています。
ボランティア打ち上げ 006

今日は、苑地ボランティアの打ち上げ慰労会です。
半年間、植木の剪定のボランティアをやりましたので、
ご苦労様と来年も宜しくという会ですね。
ボランティア打ち上げ 007_copy

ご馳走様でした。

秋深し

.23 2012 紅葉 comment(0) trackback(0)
秋深し。
秋深し並木道 001
Les paysages d'automne a cote chez moi a Yokohama

秋深き隣は何をする人ぞ 芭蕉
秋深し並木道 002

秋には深いという言葉がよく似合う。逆に春には浅いが合う。
秋深し並木道 003

不覚にも風邪を引いてしまった。
秋深し並木道 004

横浜総合病院で薬をもらって、家に帰るまでの間で写した秋の風景。
秋深し並木道 005

午後三時の日差し。
秋深し並木道 006

剣山ゴルフ駐車場のドウダンツツジ。
秋深し並木道 007

やはり秋には深いという言葉が似合う。

高尾山の紅葉

.21 2012 紅葉 comment(2) trackback(0)
11月20日火曜日、高尾山(東京都)に行きました。
中央道に接続する圏央道が整備され、高尾山へも行きやすくなりました。
高尾山01
Nous sommes alles voir les feuillages d'automne a Mt. Takao cote de Tokyo.

月曜日が曇り小雨、気温9度と寒かったのですが、
この日は快晴、気温17度という天気予報でしたので、
平日にもかかわらず、この人出。
さすがミシュランの三つ星ポイントだけのことはあります。
これは、ケーブルカー前の広場で、50分待ち。
高尾山02
On a fait la longue queue devant la station funiculaire!

40分待ちのリフトの方に回りました。
高尾山03

リフト待ちの広場の周りは、紅葉が多く、
待っているのを幸い、写真を撮りまくりました。
高尾山04

この多彩な色。フランスには紅葉がないので、
こうした色を見たら、印象派の絵も変わったかも知れません。
高尾山05

特に、シスラーの点描には影響を与えたに違いないと思います。
高尾山06

ゴッホはこの赤を見たら、どんな絵を書いたでしょうか。
高尾山07

これは木の名前がわかりませんが、この木も真っ赤。
高尾山08

山の上からは、東京が全て見えます。
この眺望がミシュランの三つ星の所以なのでしょう。
ガイジンさんも多く、甲高い中国語の会話も聞こえます。
高尾山09

薬王院で人気があるのが、穢れを祓う常設の茅の輪くぐりと、
錫杖型の鐘。
高尾山10

5~6年ぶりに来たのですが、
昔はこんな五円玉の縁結びは無かったように思います。
これも婚活ばやりのせいでしょうか。
高尾山11

それにしても、雲ひとつない素晴らしい青空です。
高尾山12

薬王院から更に頂上目指して登ります。
頂上では富士山がかすみの中に見えたのですが、
私のカメラの腕ではうまく捉えきれなかったので
写真は残念ですが割愛します。

下山のリフトは、またすごい行列で整理券を出していたので、
諦めて、紅葉を鑑賞しながら歩くことにしました。
高尾山13

日本人に生まれてよかった。
高尾山14

これは下のケーブルカー前の広場の紅葉。
着いたときは慌ててリフトの方に移動したので、見落としていました。
高尾山15

純粋に紅葉狩りだけをするのなら、高尾山に登る必要はなく、
京王高尾山口駅からケーブルカー駅の間とリフト乗り広場を散歩すれば十分です。
この付近が一番紅葉が多かったように思います。

これは駅のそばの小川の辺の銀杏。
高尾山16

この次来たときは是非入ってみたい、トリックアート美術館。
高尾山17

一昨年は、高幡不動尊、昨年は丹沢湖、今年は高尾山。
来年はどこにしましょうか。

エキゾチック・パリ案内

.19 2012 フランスの生活 comment(0) trackback(0)
「エキゾチック・パリ案内」
清岡智比古著、平凡社新書、882円をアマゾンで購入しました。
Paris 001
(アマゾンはほんとうに便利ですね。自宅まで送ってくれるし、
本屋の中をウロウロ探し回る必要はないし、
本屋が少なくて遠い田舎の人にはもっと便利かも。
ただし、間違っても会員にはならないように。
会員になると年会費を3900円も取られるので)

清岡先生にはNHKラジオの初級フランス語講座と
テレビの毎日フランス語の両方で教えてもらいました。
大体において、
フランス語の教師というのはどこか気取ったところがあって、
おそ松くんのいやみのように「おフランス」を売り物にしているような
キザでイヤミな男が多いものです。

清岡先生は全くそういうところがなく、
爽やかで気取らない人柄が気に入っていました。


清岡先生のブログの愛読者でもある私は、
ブログで紹介されたこの本を躊躇なく購入しました。

私の知らないパリがここに紹介されていました。
ここでは、
ユダヤ人街→アラブ人街→アフリカ人街→アジア人街・インド人街
が紹介されています。
もちろん街の風景だけではなく、
なぜこういう人たちが移民としてパリに流れてきたのか
その宗教的背景、植民地支配を含む歴史的背景を説明し、
街角に残る歴史的痕跡を教えてくれます。
そして、これが著者清岡智比古の真骨頂でもありますが、
彼がもつ、現代フランスミュージックと映画の蘊蓄を
歌詞とシーンをからめて、これでもかと披露してくれるのです。
これは単にパリの街案内ではなく、
異文化がぶつかり合い響きあう事によって新しい文化が生まれているところ、
それがパリだと著者は言いたいのです。


下の写真は、私がブルターニュ駐在時代に使っていた、
パリの地図と観光ガイドブックです。
Paris 002 Paris 003

パリは一方通行が多いので、この地図は必須なのですが、
この本に出てくるようなところに行った形跡はありません。
また、ガイドブックにもこういう所は全く載っていません。

考えてみれば、3ヶ月に一回片道3時間半かけてパリに出かけたのですが、、
「ひぐま」というラーメン屋で漫画本を読みながら麺をすするのが
子どもたちの唯一の楽しみでしたので、
殆どオペラ座界隈を回って日本の食料品を調達するだけで終わっていました。
その合間合間に、ガイドブックに出ている名所や美術館をめぐるだけで
精一杯でした(子どもたちにとって美術館は地獄です)。
考えてみれば、中華街にも行ったことがありません。
この本を見れば、日本食品はオペラ座界隈より安いそうですが、
当時はそういう情報が無かったのです。

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