サフランの花がしおれかかると、赤い花柱(めしべ)が垂れて来ます。

赤い花柱は3つに裂けて、3本の紐のようです。

Wikipediaによれば香辛料としてのサフランは
イラン産では次のような等級に分類されるそうです。
最上級: 全量が赤色
上級 : 赤色に黄色が少量混じる
中級 : 赤色に黄色の花柱が多く混入
下級 : 全量が黄色の花柱
してみると、我が家のは上級になるのでしょうか。
サフランライスが楽しみですね。
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サフランが咲きました。今朝の7時の写真です。

咲き終わったらこの赤い紐を採集して
サフラン色のピラフを作ってもらう予定です。

机に二つほど持ってきて目を休ませることにしました。

アマゾンで購入したのが10月15日。

11月2日にようやく芽を出しました。

鞘の内に緑色の葉が見えたのが11月23日。

11月25日12時、ようやく花びらが顔を出しました。

11月26日8時、蕾。

11月26日12時、ようやく開花です。

開花まで1ヶ月と11日かかりました。
花が咲き終わって赤い紐を採集したら、土に植えてやります。
来年6月まで葉を出して養分をためるので、
その後球根を掘り出して乾燥させて貯蔵、
9月になったらまたこういう風に取り出して花を咲かせます。
我が家の周りに凄い勢いで増えている高砂百合。
その百合根を食べてみることにしました。
三連休ですがどこにも出かけられないので、
まずは百合根を掘り起こします。

よく洗って、傷のついた部分を取り除きました。
左が小さい百合根、右が大きいサイズ。
採集したやつをいっぺんには食べきれないので、
半分は土に埋め戻して保存しました。

早速妻が茶わん蒸しにしてくれました。
材料は、百合根、銀杏、ハナビラタケ、鶏肉でした。

さて、高砂百合のお味は?
かすかな苦みがありますが、まったく問題ありません。
銀杏にも苦みがありますが、それよりは少ない感じ。
私としてはしてやったりという思いです。
なにせ、百合は栽培に時間がかかるので
百合根はアマゾンでkg3000円~4000円の値が付いているのです。
ネットで調べると、百合根として食べられるのは
オニユリ、コオニユリ、ヤマユリ、カノコユリだけで
それ以外はあくが強すぎて食用にならないと書かれています。
しかしこれはどうも自分で食べてみたことのない人が
受け売りで書いているようです。
酷い人になるとユリ科とヒガンバナ科(水仙、彼岸花など)を混同して
ユリ科には毒があるから食べるなと書いている人もいますね。
山菜というのは多かれ少なかれ苦みがあります。
フキや蕗の薹などはその最たるもの。
しかしその苦みを承知で、美味しいと
季節感を楽しむために食べているのです。
縄文人は山百合の百合根は食べていたでしょうが、
高砂百合は食べたことがないでしょうね。
なにせその時代にはまだ高砂百合は日本にいなかったので。
豊橋市の伊古部町笹百合保存会の会長さんから
再び、笹百合の種を送っていただきました。

10莢で2000粒あるそうです。

実は、2017年11月25日にやはり豊橋からいただいた種を播いたのです。
(その時の記事)この時はプランターに直播でしたが、無事翌翌年の2019年の春に芽を出しました。
このプランターを島根に持ち帰って実家の裏の檜林の中に放置しておいたのですが
その年の夏島根では二か月も雨が全く降らず、枯らしてしまったのです。
そこで再び、豊橋の笹百合保存会の会長さんにお手紙を書いて
種を送ってもらったというわけです。
今回はプランター直播ではなく、保存会のマニュアルに従って
①500倍のベンレート液に30分種を浸けて消毒
②種を計量カップで計って、種1:バーミキュライト3:水1を
ビニール袋に入れ1年間土の中に埋める
という方法を採りました。
(これらの写真は、
前回11/15の山百合の種蒔きを参照のこと)
7年後には1輪が咲き、10年後にはこんな花が咲くのを期待していますが

それまで生きられるかどうか。
この花を見るまでは死ねんと言って頑張るか。
なぜか今日は異常に暖かい日でした。
涼しいはずの標高532mの地点でさえ汗ばむほどでした。

富士カントリークラブでのこの写真が気に入ったので
ブログに残しておきたいと思ったのです。
写真を拡大すれば空中の白いボールが見えます。

富士山の冠雪がもう少し多ければもっといい写真になったはずなんですがね。

今日はボジョレ解禁日。
初めて白のボジョレを買ってみました。