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聖天宮

.28 2014 関東 comment(0) trackback(0)
我が家から2時間のドライブで台湾に着きました。
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Seitenkyu = Le temple taoïste taïwanais

ここは 聖天宮
埼玉県坂戸市の住宅地の中に忽然と現れます。
(坂戸市塚越51-1、049-281-1161)

パンフレットや看板の説明によれば
「建築主は台湾の康國典大法師。
四十代で不治の病を患ったが、道教の三清道祖に祈願し、
一命をとりとめた。お礼に宮を建てようとしたところ、
台湾ではなく日本のこの地に建てよというお告げがあった。
1981年当時、まわりに何もない雑木林を切り開き、
台湾の宮大工を呼び寄せ、15年かけて、1995年に完成した。」
となっています。

それにしても派手です。
4月に訪れた聖天山歓喜院(熊谷市)といい、埼玉県にはキンキラキンのお寺が多いですね。

黄色の屋根瓦は神様と皇帝の宮殿にしか使われないそうです。

入口の「天門」と中央の「前殿」の前には狛犬ではなく 獅子が門番をしています。
右の雄は働く役割を示すお金を持っており、左の雌は子供の獅子を宿しています。
陰陽道に基づいて、雄は陽で太陽が昇る側、雌は陰で日が暮れる側にいます。
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屋根の上では龍が球を追っています。
天門では黄金の玉、前殿では赤い球でした。
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それにしても、いたるところ、龍、龍、龍。
これは鐘楼の屋根。
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一本の石材から透かし彫りされた龍。
これを彫るのにどれだけの手間がかかったのか。
しかもこれは台湾から厳重に梱包されて輸送されてきたものです。
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しかも、こうした彫り物は、三層構造になっています。
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籠の中を覗いてみると、また籠があり、中に球が入っています。
いったいどうやって彫ったのでしょうか。
材料は石ですよ、石!
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前殿の中から、天門を振り返ったところです。
神様の像は木彫りです。
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ここにおみくじを引くところがあったのですが、作法が難しい。
手引きを全部説明すると長くなるので省きますが、
要は、勾玉の形をした二つの神杯(写真の下のほうに写っているもの)を
床に投げて、それが陰と陽に分かれるまでやるということです。
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幸い私も家内も一回で陰と陽に分かれて、おみくじ文をゲットすることができました。
私は小吉、家内は大吉。
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天井は一万以上の部品を釘なしで組んであるそうです。
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本殿から中庭越しに、前殿を見たところ。
本殿の中には三清道祖の像があり、撮影は禁止でした。
ほかに参拝客がいなかったので、
お願いごとのやり方や線香のつけ方について、
ガイドの方からじっくり教えていただきました。
とにかく、台湾にもこんな立派なお寺はありませんよとのことでした。
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壁や天井には龍の羽目板で満杯。
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鐘楼と鼓楼には登れるので、鼓楼の上から見た鳳凰。
ガラスの部品が張り合わせて作られています。
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鼓楼は陰で西側。午後三時に自動で一二回叩かれて鳴ります。
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鐘楼は陽で東側。こちらも午後三時に自動で撞かれます。
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とにもかくにも、すごい手間と金のかけようで文句のつけようがないのですが、
ケチをつけるとすれば、外壁がコンクリートとの打ちっぱなしで
窓枠もそっけないのです。
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塀の内側の壁は、画風を統一するために一人の画家に書かせたという
壁画で飾られているというのに、外壁はなぜこうもそっけないのでしょうか。
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建築費も凄かったのでしょうが、維持費も大変なものだと思われます。
例えば、壁の彫り物の陰には雀がこういう風に巣を作っています。
糞も落とすでしょうし、掃除だけでも大変です。
入場料300円だけではとても維持できませんね。
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参観が終わった後、麦畑の反対側から写真をとりました。
麦が金色になったら、まさにキンキラキンの麦秋ですね。
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実はこの寺をたまたまネットの写真で発見したのですが、
その写真ではこの麦畑は赤いポピーの花でいっぱいでした。
その写真が撮りたくてやってきたのですが、残念です。

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