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ハリギリ

.12 2014 花(木の花) comment(0) trackback(0)
昨日午後、突然にヒグラシの鳴き声を聞きました。
まだアブラゼミの声も聴いていないのにどうしたことでしょう。

ところで最近、我が家の近くの里山で、こんな若木が生えているのに気が付きました。
葉はヤツデによく似ていますが、ヤツデのような光沢はありません。
IMG_9702 (640x480)

幹をみてみると、恐ろしげな刺がたくさんでています。
IMG_9703 (640x480)

この林の中はよく散歩するのですが、
うかつにもこの木の存在には気が付きませんでした。
よく周りを観察してみると、いくらでも生えています。
何十本となく、林のあちこちに生えているのです。

そこで、上の二枚の写真を
「このきなんのき」というサイトに投稿して名前を尋ねました。
ウコギ科ハリギリだそうです。
ハリギリ? 針桐でした。
成木は高さ20m以上の高木になり、幹の刺はなくなるそうです。

ウコギ科?というと、ウド、タラ、ウコギの仲間ですから、
ひょっとして若い芽は山菜として食べられるのではなかろうかと思いました。
すぐ食べることに思いが至るというのは普段ろくなものを食べていないからでしょうか。

ネットで「ハリギリの若芽」とインプットしてみると、
天ぷらにするとおいしい、タラの芽よりおいしいという記事がたくさん出てきました。
しかし、「このきなんのき」で回答してくださった数人の方々には
評判はよくありませんでした。

「山菜を食べる習慣のあるかたは癖の強さには強い方がおおいわけですが、
食べなれない方には食べるにしても「試しに食べる程度」にしたほうが良いでしょう。
ウコギ科でもウドと同属のタラノキの芽の旨さは定評がありますが、
それでももっともお勧めの料理法は天ぷらですからね。
天ぷらは癖をかくしてしまう料理法で、
通常は苦くて食えないフキノトウでも「野趣のある味」程度にはしてくれます。
ハリギリは相当にあくが強いので天ぷらが無難ですが、
これを揚げるとその後に何を揚げてもハリギリのあく味がついてしまうので、
料理の最後に揚げるしかなく、その後は廃油にしたほうが無難です」
というアドバイスをいただきました。

また、「旨ければ山菜として売っていそうなものだが、
売られているのを見たことがない」というコメントも。
ごもっともです。

この里山は、11月頃には草刈りをしますが、
その時に一緒に刈られてしまうので、
来年の春にまた芽を出すでしょうから、その時試食してみましょう。
楽しみですね?

ところで、若い木はこれだけたくさん生えているのに、
親の木というか成木がいくら探してもこの里山にはないのです。
これと同じ葉を付けた木を探せばいいわけです。
7~8月にかけて、ヤツデと同じような白い散開花序をつけるそうです
(ヤツデもウコギ科でした)。
そのあと、実がたくさんなるそうですから、
小鳥たちがそれを食べて、糞をここに落としたのでしょう。

隣近所の林を散歩しながら親の木を探す楽しみができました。


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