楽な死に方

.27 2015 ブログ comment(0) trackback(0)
最近インフルエンザが流行っているようだ。
あちこちの高齢者介護施設で集団発生し、
お年寄りが亡くなっているというニュースがしきりと流れている。

なんという不謹慎なというそしりを受けるかもしれないが、
あえて言わせてもらうと、年をとって風邪で死ぬのはいい死に方だと思う。
熱で頭がぼうーとなって、そのまま意識が混濁して、
肺炎か心不全で亡くなるのだから、苦しい思いをせずに楽に死ねる。

元東芝の会長さんがゴルフでバンカーショットを放ち「ナイス・アウト」と
皆にいわれた途端心臓発作で倒れてそのまま亡くなったという話を聞いたことがある。
私は、常々、これが最高の死に方だと公言している。
好きなことをしている最中にパタッと死ねるのだからこれ以上の幸せはないと思うのだ。
そういう意味だと、冬山登山で凍死した人なども羨ましい死に方ではある。
周囲の方には迷惑な話だろうが、人間死ぬときには誰かに迷惑をかけるもので、
死んだ方が勝ちということだ。

私も、余命はあと19年あるとはいうものの、
そろそろ死ぬ覚悟をつけておかなくてはならない。
昨年は同い年の会社の同僚に死なれ、
今年の年初めに大学のクラスの仲間がとうとうひとり死んだ。
そろそろそういう年になったということなのだ。

いざ死ぬ時になってみないと、どうなるかはわからないが、
私は自分が死ぬことにはそれほど恐怖感はない。
小さいころから死は身近にあったからである。
今までに一回も葬式に出たことがないという都会出身の友人が
たくさんいることを東京で大学生になった時にはじめて知った。
私なんぞは、田舎で子供の時に部落じゅうの葬式に行っていたし
(葬式は部落総出の行事だったし、行くと饅頭やお菓子がもらえた)
遊び友達が交通事故で死んだこともあるので、大学生になるまでに
10回くらいは葬式に出ている。
昔は土葬だったので、棺桶を担いだ葬列に墓場までついて行き、
死人にお別れをした後、石で釘をたたいて棺桶に蓋をして、
そして棺桶を墓穴におろし、みんなでひとかけらずつ土くれをお棺の上に投げた。
子供心に死んだら土に帰るのだと信じていたのだ。

最近「死ぬ前に何が食べたいか」という友人のブログを見た。
かつ丼だという。
これには笑い転げた。全く同感だったからである。
明日死ぬと宣告されたら、私も家内に
「かつ丼弁当」を買ってきてと頼むに違いない。


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