ビッグ・アイズ と シン・シティ2

.29 2015 映画 comment(0) trackback(0)
実に何十年ぶりに映画の連荘をやりました。

学生時代は、上野の文芸地下でオールナイト5本立てなんてのを
平気で見ていたのですが、あれはやはり若さと体力がいります。
今やシネコン時代。
全席指定席のオール入れ替え時代ですから、
5本立てなんてのはもう流行らないのです。

バスで新百合まで行ってみたのは
「ビッグ・アイズ」(9:40--11:40) と 「シン・シティ」(11:50--13:55)です。
まずはビッグ・アイズ。
Big eyes
暴力亭主から女の子を連れてサンフランシスコに逃げてきた
女がやはりバツイチの口のうまい自称画家の男と結婚します。
男は絵の解説やトークが実に巧みで、なんとか画廊を開き
「目の大きい子供の絵」を売ることに成功します。
この絵は飛ぶように売れて二人は大金を儲けるのですが、
実はこの絵は夫の名前で女が描いたものだったのです。
二人の結婚生活が破たんして、
女は絵を描いたのは実は自分だとラジオで告白し
二人はこの絵の所有権を法廷で争うことになります。
圧巻は、ハワイの法廷のシーン。
日系人らしいハワイの裁判官の大岡裁きがいいですね。

高松次郎画伯が日曜美術館の番組で
「言葉でうまく言えないから、絵を描いているんだ」と言っていましたが、
それにしてもこの男のセールストークのうまいことうまいこと。
私も昔メーカーに勤めていましたので、物を作るより
物を売るほうがはるかに難しいことはよく知っています。
だからこの絵がよく売れたことについては、男の貢献度は大きいと思うのですがね。

フランスでは美術館の絵の前に子供たちを座らせて
先生が絵の解説をしている風景をよく見かけますが、
ああいう教育を受ければ日本人ももっと説明がうまくなるかもしれませんね。

ストーリーは単純ですが、楽しくみられる映画です。


10分後に始まった次の映画「シン・シティ2」は失敗でした。
Sin city
白黒フィルム風なのですが、女の唇や青い服だけをカラーにして、
色っぽさを実にうまく強調していました。
映画評論では、クライム・アクション映画だと言っていましたが、
私は大昔のフィルム・ノワールそっくりではないかと感じました。
Wikipediaのフィルム・ノワールの解説 を読んでみて下さい。

しかし、あまりにも残虐なシーンが多すぎ、
いとも簡単に人を殺しすぎます。
18禁指定もうなずけますね。

ハードボイルドがお好きな方にはお勧すすめですが。

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