春蘭に凝る人々

.07 2015 花(草花) comment(0) trackback(0)
大船植物園の展示室で春蘭展をやっていました。

入り口を入ると、人のよさそうなおじさんがニコニコと近づいてきて
「ご説明しましょうか」
「お願いします」

春蘭の栽培は戦後、中国から輸入して盛んになったのだそうです。

「春蘭って、山の中に生えているでしょ。
江戸時代くらいから好事家がやっているのじゃないんですか」

「江戸時代に流行っていたのは、牡丹、菖蒲、五月、椿、桜草なんかで
春蘭の日本種は数が少ないのです。
ここにある大半は戦後に中国から輸入されたものです」

「そうなんですか。このご趣味は長いのですか」

「いやいや、もともと祖父さんがやっていたもので、
私は高々20年くらいで、まだたいしたことはないです。
これは結構お金と手間のかかる趣味でして」

まずは賞を取ったものから写真を並べてみます。

九州紅梅(豆弁)(金賞)
01IMG_6319九州紅梅(豆弁)(金賞) (480x270)

老文団素(金賞)
02IMG_6326老文団素(金賞) (480x270)

極紅(金賞)
03IMG_6325極紅(金賞) (480x270)

紅炎(銀賞)
04IMG_6337紅炎(銀賞) (480x270)

中国(奇花)小胡蝶(銅賞)
05IMG_6317中国(奇花)小胡蝶(銅賞) (480x270)



「次の二つの鉢を見比べてください」
06IMG_6330富士の夕映(自然) (480x270) 07IMG_6332富士の夕映(人工) (480x270)

「あれ、どちらの鉢にも「富士の夕映」という名札が付いていますよ」

「どうして花の色と形が違うのかわかりますか」

「うーん、ひょっとしたら、
色が白くてひょろ長いほうはモヤシみたいに日を当てなかったとか」

「ピンポーン、正解です。色白のほうは、花芽が出たら紙の筒を巻いて育てるのです」

「それはそれは。手間がかかりますね」

自然光のもとで育てた「富士の夕映」。色が黒いです。
06IMG_6330富士の夕映(自然) (480x270)

光を当てないで育てた「富士の夕映」。背が高く、秋田美人のように色が白いです。
07IMG_6332富士の夕映(人工) (480x270)

そのほかにもいろいろ教えていただきました。
春蘭はシンビジュームの仲間だとか、
みな細長い花瓶の様な鉢に植えられているのは、
そのほうが根腐れしなくてよいとか、
陶器よりもプラスチックの鉢のほうがさらによいなどなど。

人に教えるのが楽しくてたまらないという風に見えました。

以下に、賞はとっていないのですが私の目についたものを並べてみます。

冬至蘭
IMG_6302冬至蘭 (480x270)

雲南大雪素
IMG_6305雲南大雪素 (480x270)

集集香 荷花弁
IMG_6307集集香 荷花弁 (480x270)

四喜蝶(中国)
IMG_6309四喜蝶(中国) (480x270)

大雪嶺
IMG_6315大雪嶺 (480x270)

秋に寒蘭展(11月10~15日、菊花展と同時)をやるので、
それも見に来てくださいと言われました。
IMG_6338 (480x270)

ありがとうございました、大変勉強になりました。

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