世代交代

.16 2015 趣味 comment(0) trackback(0)
将棋の世界では糸谷哲郎七段(25歳)が龍王位を獲得したが、
囲碁の世界でも世代交代が進みつつある。
今年のNHK杯テレビ囲碁トーナメントの決勝戦に進出したのは
どちらも初出場で5戦を勝ち抜いた20歳と17歳の若者である。
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海外に赴任しているときは、日本からビデオを送ってもらい、
私はこの囲碁番組を40年以上も見続けているが、
こんなに若い人が初出場で決勝に出てきたのを見た記憶がない。
先番(黒石)が伊田篤史八段20歳、後手番(白石)は一力遼七段(17歳)で
どちらが勝っても年齢の新記録である。
( 遼 という名前は出世するのかね?)
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私がプロの手を批判するのもおこがましいが、
37手目白が2目の黒石をあてたのが敗着だと思う。
(あれっ? そんなのきかないよ)
解説の石田名誉本因坊も「これはきいてくれませんね」
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黒はすかさず、ノータイムで中央を封鎖。
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結局、白は右辺で黒に取り囲まれて、目二つでかろうじて生きた。
これはあまりにも屈辱的である。
白は15の石を使ってわずか2目の地を得たにすぎない。
石の効率が悪すぎるのである。
他方、黒石はほぼ同じ石数で右辺上下に50目弱の地を得た。
黒は左辺にも15目ほどの地を持ち、全体で65目くらいある。
白は左辺上下で50目弱で右辺の2目を足しても大したことはない。
ここで勝負はあったと私は思う。
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その後。勝負はもつれたが、結局黒番の伊田篤史八段が押し切って
嬉しい初優勝。初のタイトルである。
賞金は五百万円と少ないが、とにかく全国の囲碁ファンが見ているので
永久的に名前を覚えてもらえる。
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こうやって確実に世代は交代してゆくのだが、
実業界ではいつまでも社長の座にしがみついている老人が多い。
何とかならんもんですかね。

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