キャッシュレス化の進展(電子マネー)

.09 2015 ブログ comment(0) trackback(0)
先日、逗子の老健に母を見舞いに行った時のこと、
いつもはバスを使うのだが急いでいたので
タクシーに乗った。

こんなものが目の前にある。
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「運転手さん、この端末みたいなものは何ですか」
「ああ、それでスイカやパスモでお支払いができますよ」
「なるほど、世の中は進歩してるね」
「でも、管理会社に手数料を取られるんですよね」

運転手は手数料をとられるのが不満のようだった。

ここらあたりが日本でキャッシュレス化が
なかなか進展しない理由なのかもしれない。

運転手がこういう不満を持つということは、
スイカやパスモのような電子マネーで支払うと、運転手の水揚げは
手数料の分だけ少なくカウントされるということなのだろうか。
そうでないとこんな不満が漏れるわけないか。
タクシー会社もひどいね、手数料を運転手にしわ寄せするなんて。

タクシー会社の管理費用は絶対減るはずなんだけどね。

一体手数料はいくらなのかを調べてみようと、
電子マネー管理会社のサイトにアクセスしてみると、
鉄道会社からデパートまで実にたくさんの会社が電子マネー決済に進出していた。
ある会社ではこんな売込み文句があった。
①売上げ促進効果
電子マネーユーザーの新規集客やリピーターの囲い込みにより収益アップに貢献します。
②オペレーションのスマート化
お支払いにかかる時間の短縮やつり銭の渡し間違い減少など、スマート化を実現します。
③管理コスト軽減
レジに保管する現金が減ることによる防犯効果、また小口現金の管理コストが軽減します。
④未回収リスクゼロ
クレジットカード決済とは違いチャージバックなど未回収のリスクがありません。

①には疑問があるが、②~④は確かにそうだと思う。
タクシー会社の売上金回収部門には絶対こういうメリットがあるはずだ。

手数料は
「お問い合わせいただければすぐにお見積もりいたします」
としか書いていない。

電子マネーはすでに払い込まれているので、
クレジットカードの様な回収リスクがないはずだから
手数料は安くていいはずなのだ。

ある管理会社のホームページには
「クレジットカードの決済手数料の半分~2/3」と書いてあった。
支払いは月2回、これはいいね。

クレジット加盟店手数料は月一回の支払いで大体次のようだ。
風俗店7~10%、飲食店4~7%、一般小売3~5%、デパート2~3%
家電量販店・コンビニ1~1.5%。

一般小売の半分~2/3だとすると
タクシー会社のパスモ手数料は1.5~3%くらいかと推測できる。
タクシーチケットで売掛金を回収するより余程いいのではなかろうか
と私は思うのだがどうだろう。

新しもの好きの私が、
この端末にパスモをかざして支払いをしたことはもちろんである。

最近は自動販売機もこうなってきた。
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いまや鉄道、バスに乗るときはもちろん、コンビニや駅の売店では
わたしはパスモしか使わない。
お釣りの一円玉が来ないことが何よりうれしいのである。

プライベート小切手が導入されることはなさそうなので、
日本からおれおれ詐欺がなくなりはしないが、
少額決済がこういう方向でキャッシュレス化してきたことは
偉大な進歩だと思う。

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