黒いマリア Vierge noire

.06 2015 ブルターニュ懐古旅行 comment(0) trackback(0)
モンコントゥールのおしゃべりマダムに別れを告げた後、
一路ギャンゴン (Guingamp) の町へ向かいます。
あれだけ天気が良かったのに、ギャンゴンに着くころには雨が降り始めました。
ブルターニュの天気はすぐ変わるのです。

ギャンゴンの中心広場です。
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町の中心にある、ノートル・ダム・ド・ボン・スクール教会。
ノートル・ダムとは我らが婦人という意味で、聖母マリアのことをいいます。
パリのシテ島のノートル・ダム寺院があまりにも有名ですが、
ブルターニュ地方は聖母信仰が強く、
イエスよりマリアのほうが上ではないかと思われるほどで、
町にある寺院はたいていノートル・ダム寺院です。

教会の入り口のホールに黒いマリア様はいました。
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ここギャンゴンの町には、 黒いマリア 様がいるという話は
駐在員時代も聞いてはいたのですが、見たことはありませんでした。
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確かに黒いです。
これはすすけて黒くなったのではなく、最初から黒く塗ってあるのでしょう。
抱いているイエスも色が黒いです。
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Vierge noire

キリスト教には、もともとマリア様はいなかったのですが、
土着信仰の豊穣の女神とマリア様が結びついて、聖母信仰が生まれたようです。
それを異端としてしまうと布教上都合が悪いので、
カトリックではこれを黙認したようですね。
フランスでは黒い聖母像は200体以上あるそうで、
ヨーロッパのほかの国にも250体くらいあるとのこと。

教会の中はこんな感じです。
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教会の中にもマリア像があって、これも色が黒いように見えます。
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このレリーフもすばらしい。
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これで昔見落としていた心残りの一つが消えました。

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