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結婚式

.27 2010 フランスの生活 comment(4) trackback(0)
レンヌの市役所前広場では土曜日の朝市の帰りに、
必ずと言ってよいほど結婚式を見た。
白いウェディングドレスを見るとこちらも幸せをもらったようで、
うれしくなったものだ。
市役所では証人の立会いの下で書類にサインをするのである。
また、タボール公園では、ウェディングドレスの新婦と新郎が
プロのカメラマンを引き連れて写真をとっているところによく出会った。
結婚式の前に写真をとるのがフランスの習慣らしい。

私が赴任して半年くらい経った頃、部下の女性が結婚するという。
何かお祝いをやりたいがどうしたらよいかと別の部下の女性に尋ねた。
リスト・ド・マリアージュというのが市内のデパートに預けてあるので、
そのリストから品物を選んで金を払えばよいという。

早速、その週の土曜日、家内と一緒にデパートに出かけた。
店員に聞くと確かにリストがあって、食器類、台所用品など
新夫婦が欲しいものがリストにしてあった。
すでに誰かが買ったものがあり、チェックがある。
まだチェックのないものを何点か選んで、
700フラン(1万4千円)を払った。
後はデパートがまとめて品物を届けてくれ、
もちろん誰が何を買ってくれたか、相手方に伝わることになっている。

実に合理的なシステムである。
これなら贈り物がかち合うこともないし、自分たちで選んだのだから、
気にいらないということもない。
全部買ってもらえなかったらどうするのかと聞いたところ、
残りは両親が払ってくれることになっているらしい。

招待状が両家の両親の名前で来た。
結婚式当日はまず、午前中にレンヌ市内の教会に行った。
出席者全員に式次第と讃美歌の歌詞が配られる。
まだフランス語のよくわからない時で、
司会者や司祭の言うことはよくわからなかったが、
周りの動きに合わせて、立ったり座ったり、
讃美歌を小さい声で歌ったりした。

午後から新婦の自宅でアペリティフ(ちょっとしたお酒と簡単なおつまみ)
があるので来ませんかといわれたが、
子供たちを家に残してあるからと断って、
夕方からの披露宴に行くことにした。

午後5時開演の披露宴はレンヌ市から20kmの郊外にある
両親の地元の町の公民館を借りきってやるという。
同じく招待されている同僚の日本人駐在員夫妻と我々夫婦と4人で出かけた。
4時半ころ着いたが、まだ誰も来ていなかったので、
しばらく時間つぶしにどこかのバーにでも入ろうということになった。
本当に小さい町で、中心部には家が30軒ほどあるだけだったので、
一軒しかないバーはすぐに見つかった。

4人で入ってビールを注文したが、
中にいる町の住民からじろじろと見られてしまった。
まさにチクチクというくらい頬に視線が当たるのを痛いほど感じた。
フランス語のわかる先輩同僚の奥さんが
「シノワ(中国人)か、ベトナミアンか、カンボジアンかと噂しているわよ」
「こんな田舎に私たち見たいな東洋人が来るのが珍しいのよね」

5時をだいぶ過ぎたころに、遠くから車のクラクションが聞こえてきた。
新郎新婦の行列が着いたらしい。
道路に出てみるとリボンをかけた車の列がこちらに向かっていた。
列の最後の車には、赤ん坊の人形と大きな箒が飾られていた。

公民館の中では、生バンドが演奏をし、料理とワインがふるまわれた。
日本のようなお祝いのスピーチとかは一切ない。
一通り食事が終わったら、それからダンスである。
老人も子供達も皆ダンスが上手である。
日本人が珍しいのか、私の家内と友人の奥さんは引っ張りだこである。
にこにこしたおじいさんたちが次から次へと誘いに来る。
家内はワインが回ってもう駄目だと悲鳴を上げていた。

11時過ぎに、子供たちが待っているからと言い訳をして、
退散することにした。遅い人は明け方まで踊るのだという。

その後、結婚式はさらに2度招待されたが、似たようなものであった。

一度結婚式でひどい目に遭ったことがある。

ヴェルサイユ宮殿に観光に行った時、宿を予約していなかったので、
宮殿のすぐ横のバーホテルに飛び込みで泊まった。
フランスのバーやレストランは殆ど上がホテルになっている。
昔は旅籠でないと酒が出せないという法律があったらしい。

今グーグルのストリートビューで探してみるとこのパブレストランである。
Versailles_S.jpg

食事をして、寝ようとしたのだが、下の階がうるさくて寝られない。
ちょうど土曜日の晩で、下のホールが貸切で披露宴をやっていた。
明け方の4時までバンドの音楽と、どんちゃん騒ぎのけんそうで
殆ど眠ることができなかった。

この手のホテルに泊まる時は、結婚式の披露宴が予定されていないかどうか、
事前によく確認したほうがよい。

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フランス式結婚式に納得された方は拍手をお願いします。
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ココン
フランスの結婚式は本当に楽しいです。
飲んで、食べて、歌って、踊って、明け方まで続くこのエネルギーにはつくずく感心するばかりですが、我々は、とてもついていけませんね。
2010.08.29 06:05
豊栄のぼる
ココンさん、
本当にすごいエネルギーです。やはりフランス人のおじいちゃんたちは助べえですよ。日本人の奥さんばかり狙ってきましたからね。
2010.08.29 12:10
hananorikko
う~~~ん、もう1回ぐらい、やってもいいかな・・・という気がしてきたでもない・・・ですv-15ぎょっ。
2010.08.30 09:42
豊栄のぼる
hananorikkoさん、
「ぎょっ」と自分で驚かなくてもいいのでは。
「浮気社会」のように、すでに相手がいるのに離婚してまた新たな相手を作る必要はないですが、今いない人はもう一度やってもいいのでは?
川越の某OLはまだ婚活していますし、某銀座ママも結婚しなくていいから子供がほしいといっていますからね。
年をとると一人ではさびしいよ。
2010.08.30 12:43

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