ブルトンの伝統料理 Kig ha farz

.12 2015 ブルターニュ懐古旅行 comment(0) trackback(0)
お寺巡りの4番目の町、プルディリーでちょうどお昼になりました。

日本の田舎町で食堂を探すのは大変ですが、
フランスの田舎町は町の中心に教会と広場があって
そこには必ずバーとレストランがあります。
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お店に入って戸惑いました。
バーのカウンターしかなかったからです。
「食事なら奥へどうぞ」といって案内されたのがここ。
奥に50人は楽に入れそうな大きな続き部屋があったのです。
我々2人が勿論最初の客です。
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「料理はプラ・ド・ジュール(日替わり定食)だけですが、
Kig ha farz (キーカファース)を知ってますか」

「ブルトンの伝統料理でしょ、知ってますよ。それいただき」

私たちがこのブルトンの伝統料理を知っていたことに
店の主人はたいそう喜んでいました。

96年の年末、日本に帰任が決まって、マダム・クーニーのお宅にお邪魔した時
マダムが作ってごちそうしてくれた料理です。
豚肉と野菜を煮込んだ料理で、そば粉を入れた袋を一緒に煮るのです。

最初にスープが出てきます。
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スープといっても、煮込み料理の汁だけを最初に出すのです。
中にパンの切れ端が入っていました。
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次が前菜。
ファルシと酢漬けキュウリ、ベーコン、サラミです。
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この店では「エ、コム・ボワッソン(お飲み物は)」とは聞かれませんでした。
各テーブルに置かれた、ワインとミネラルウォーターを勝手に飲んでいいというのです。
(ワインを味見してみたかったですね。でも運転があるからね)
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出ました!どーんと。
これはとても食べれないよ。
二人で半分だけ取って食べることにしよう。
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これが何かよくわかりませんでした。
黒いのはそば粉でできているようですが、なにかと混ぜてあるようです。
白いのは小麦粉を練ったようなのですが、これもよくわかりません。
この料理にもいろいろとバリエーションがあるようです。
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このソースが何だったか思い出せません。
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豚肉の塊は、一つを2人で半分こにしていただきました。
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私たちの後から、町の人がつぎつぎと押し寄せてきて、
全部で40人以上にはなりましたね。すごい繁盛ですよ。
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結局、半分以上は手つかずで残しました。
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最後に、いろんなデザートが入ったお盆を店の人が持って回ります。
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私が選んだのがこれ、ヨーグルトのようなプリン?
たまらなくおいしかったです。
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家内は果物のフリカッセ。
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勘定を済ませて店を出るとき、店の主人が戸口まで見送ってくれて

「KENAVO! 」 (ブルトン語でさようならの意)

私たちも「ケナヴォー!」


夕方、マダムクーニーに再会した時、この話をしたら、
「どこ?どこの店?」
といって、私が撮った最初の店の写真をみて、
Le Baradozic という店の名前をメモしていました。
こんな感じで Kig ha farz を提供する店は珍しいようでした。


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