カルナック Carnac

.20 2015 ブルターニュ懐古旅行 comment(6) trackback(0)
カルナックはたぶんこれで3回目だと思いますが、
何回来ても不思議としか思えません。
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紀元前3000年?に延々と4kmにわたってこんな大きな石を並べるなんて
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いったいどんな目的で、誰がやったのでしょうか。
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今はネットフェンスが張られて、中に入って石に触るためには
ガイドツアーに参加するしかありませんが、
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20数年前には、こういう風に何の規制もなかったのです。
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マニオの大石(メンヒル)と四辺形の囲い石はまだ見たことがなかったので
見学に行きました。
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途中に可愛い乗馬学校がありました。
うちの息子たちも昔一回くらいはこういう学校に入れたのですがね。
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これがマニオの巨大なメンヒル。
お姉さま方は石からパワーを貰おうとしているようです。
キリスト教徒だって、こういうものに出合うと何かを感じますよね。
日本人はこんなものがあったらすぐに注連縄を張って拝んでしまう。
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これが囲み石。イギリスにも同じようなものがあるようです。
神殿か祈りの場所ではないかと思えます。
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よしよしマニオの大石も見たしと満足して
今晩のホテルのヴァンヌに向かおうとしたら、
またまた大発見がありました。
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おお、あの白い花は何だ。
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ものすごい群生ではありませんか。
ところがこの花について、カルナックの町の観光HPに
一言の言及もないのです。
どうもフランス人は花に興味はないようです。
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結局「はなせんせ」に問い合わせて、いくつか候補が出て、
アスフォデルス・アルブス(ユリ科) Asphodelus albus
ではないかということにしました。
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ギリシャ神話ではこの花は天国に咲く「不死の花」とされ、
ホメロスでは「冥界の花」となっているとか。
球根の粉末は強力な眠り薬となるようです。
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フランス名は Asphodèle blanc
これで検索をかけてもカルナックは出てきません、おかしいですね。
ところがフィニステール県の ベリアン(Berrien) では
この花が希少な保護植物に指定されているというWikipediaの記事を発見しました。
ここにこんなに咲いているのにね。
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Otium
私がアスフォデルを見たのはフランス南部とモロッコ。地中海沿岸に生える植物だと思っていたので、ブルターニュ地方にも自生すると知って驚きました。

調べてみたら、アスフォデルはブルターニュ地方にもあると出てきました。ブルターニュの人のブログでasphodèle d'Arrondeauという品種名が書かれているので検索したら、Wikipediaの「Asphodelus arrondeaui」でもブルターニュに多く見られる品種として紹介されていました。

カルナックのような観光地でこんなに群生しているのは素晴らしいですね~! この保護植物が見れるだけでも観光客を惹きつけられるでしょうに、PRをしていないというのも興味深いです。立ち入り禁止区域らしいので、絶滅の危機にあるブルターニュのアスフォデルをここに植えて残すことにしたのかな?…
2015.07.27 18:26
豊栄のぼる
Otiumさん、
とても保護しているという感じではなかったですよ。羊が食べていましたから。
この花はガブリニス島でも見かけたので、ガイドに名前を聞いたのですが知りませんでした。
どうも現地の人はこの花に興味はないようですね。
2015.07.28 11:51
Otium
写真をよく見たら、羊たちが入っていましたね。驚き!

保護植物の花が鹿の好物で食べられているのは見たことがあるのですが、羊は飼っている人がいるのですから「食べられちゃった」では済まないですよね。

羊たちが雑草を食べてくれるから、アスフォデルだけが残って育っているのかな?... でも、おっしゃるように地元の人たちは気にしていないだけなのでしょうね。

フランス人が野生植物には余り興味がないらしいと私も感じています。摘んで喜ぶ花はスズランと黄スイセンくらい。キノコ狩りには熱心なので、朝早くから行かないと無くなってしまっているのに。

Berrienに関する仏語のWikipediaでは、記載しているアスフォデルはasphodèle d'Arrondeauと特定していました。この品種に関しては条例が存在していて、厳しい規制を持つ保護植物なのは確かでした。

ご覧になったのは、おっしゃるようにasphodèle blancで、この品種は保護植物になっていないのかな?...

次の野生植物専門サイトでも、asphodèle blancの規制についてはリンクがないのです。資料を見つけられなかっただけかもしれませんけれど。

http://www.tela-botanica.org/page:eflore_bdtfx?type_nom=nom_vernaculaire&nom=Asphod%E8le&referentiel=bdtfx&niveau=2&module=recherche&action=rechercheSimple&submit=OK

でも、アスフォデル自体がフランス全土で保護植物になっていると言う人もいました。たとえ品種が違っていて保護植物ではないにしても、よく似ているのだから大事にしてあげないといけないと思いますけどね。こんなに見事なのに観光案内でも無視してしまっているのも、気にされていない証拠でしょうね。
2015.07.29 17:39
豊栄のぼる
Otiumさん、
これが、asphodèle d'Arrondeauなのかasphodèle blancなのかは私も知りません。でも羊が葉っぱを食べているのは見ましたし、これが何の植物かを解説したパネルや立札のようなものは見かけませんでしたよ。フランス人は興味ないようです。
2015.07.29 20:47
Otium
ひゃ~、ヒツジは葉っぱを食べていたのですか! 固そうな葉なので食べないで、下にある草を食べて掃除をしているのだろうと想像したのです。

ここのところ雨が降らないために枯れ野原状態になった牛の放牧地に生えているのはアザミだけ。ヒツジだけがアザミを食べるのだと言われたのですが、ブルゴーニュにはヒツジは少ないので、本当に食べるのかは確認していません。でも、ヒツジがアザミを食べるなら、アスフォデルの葉っぱも食べるでしょうね...。

知らなかったことを色々教えてくださって、どうもありがとうございます♪

ブルターニュでは珍しくないのでしょうが、アスフォデルが保護されていないのはもったいなさすぎると思ってしまいます。

ブルゴーニュでは野原に自生するラン(orchidée sauvage)が素晴らしいと思うのですが、道路脇の草を刈って整備してしまうので、私が目撃している年月でも、どんどん消えていきました。最近は保護運動もおこってきましたが、遅すぎる...。
2015.07.30 07:31
豊栄のぼる
Otiumさん、
記事を見ています。アツモリソウに似た黄色のランですよね。
私の故郷の島根県でも、ササユリが減少して残念でならないのです。
2015.07.30 09:32

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