ブルトン伝統料理・後日談

.12 2015 ブルターニュ懐古旅行 comment(0) trackback(0)
マダム・クーニーから「あの店に行ったわよ」
というメールを貰いました。
弟さん夫婦を連れて Kig ha farz (キーカファース)
(7月12日の記事)を食べに行ったとのこと。

その時カーナビがないので道に迷って
店を見つけるのが大変だったというのです。

「なぜ?」と私は聞き返しました。

プルーディリーは小さな村で、村の外から近づくと
この写真↓のように教会の尖塔がいやでも目に入ります。
01IMG_4100 (480x270)

町のレストランは一軒しかなく、この教会の周りをぐるっと一周すれば
簡単に見つかるはずなのです。
02IMG_4131 (480x480)

私の問いに帰ってきた返事は実に驚くべきものでした。
マダム・クーニーのお宅からプルーディリーの村まではわずか30分なのですが、
どうも途中で本来のルートから外れてペンクランという村に入ったようなのです。
この村で5回ほど道端で車を止めて、村人にプルーディリーへの道を尋ねたところ、
誰も知らないという返事だったのだそうです。5人共ですよ!
03Route a Ploudiry (960x604)
プルーディリーの店の主人の話によると、
ペンクランとプルーディリーの間で昔大層ひどい喧嘩があって、
今でも仲が悪いのだそうです。

そこで Pencran, Ploudiry と打ち込んで検索をかけてみました。
難しいフランス語でいまいち要領を得なかったのですが、
どうも昔、教会の教区が同じだったのに、
Ploudiryの司祭がPencranの面倒を見てくれなかったようなのです。
宗教上のあらそいというか恨みがいまだに残っているのです。

ブルトンは頑固なんですね。

Kig ha farz(キーカファース) については、
マダムのレシピの違うものの十分美味しかったと
ご満悦でした。
前回の記事ではわからないと報告した
この写真のソースですが
エシャロットを溶かしたものにラードを混ぜ込んで作る
" le lipid "(ル・リピッド)というソースなのだそうです。
04IMG_4114 (480x270)

このレストランは、いわゆる庶民派の店で、昼間しか営業しておらず、
夜と日曜はお休み。
決まった日替わり定食一品しか作らないので、無駄がないし、
絶対つぶれることはないわねとマダムは言っています。
「こういう店は口コミで有名になるのよね、隣村の住人をのぞいて」

店の主人から私たちに un grand bonjour (よろしく)
という言伝があったそうです。

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