Nuovo Cinema Paradiso

.01 2016 映画 comment(2) trackback(0)
原田マハ8冊目で読んだ
「キネマの神様」の始めと終わりに暗喩されている
映画「ニュー・シネマ・パラダイス」をTSUTAYAで借りてきた。
Nuovo Cinema Paradiso
ちょうどリバイバル映画の棚ができていたので、
そこからほかのDVDも合わせて4枚をカウンターにもっていったら
「これでは1300円になります、5枚セットなら1080円なのですが」。
あわててもう一枚追加した。

Wikipedia によれば、
「本作品の日本における初公開は、1989年12月。東京・銀座4丁目、和光裏にある200数席ほどのシネスイッチ銀座において、40週におよぶ連続上映を行った。さほど大きくないこの劇場において、動員数約27万人、売上げ3億6900万円という驚くべき興行成績を収めた。この記録は、単一映画館における興行成績としては、2012年現在においても未だ破られていない。」

これだけ有名な映画を私はなぜ知らなかったのか。
私たち家族には「失われた8年」というか「空白の8年」がある。
1989年から96年までのブルターニュ駐在の間の、
日本で起きた出来事の知識が希薄なのだ。
3日遅れでパリから送られてくる読売新聞を読んではいたのだが、
文字での記憶は、映像や音楽での記憶と比べるとはるかに弱い。
だから90年代に売り出した俳優や歌手は全くといって知らない。
福山雅治って誰?というぐあいだ。

この映画は、ローマで映画監督として功成り名を遂げた中年の男が、
子供時代にひどく世話になり、映画に入る道を作ってくれた
映写技師の葬式に出席するために
30年間帰ったことのない故郷のシチリアの町へ帰ってきて、
少年時代と青年時代の恋愛を回想する物語だ。
感傷と郷愁、映画への愛情が描かれた作品である。

映画が始まってすぐにテーマ・ミュージックが流れるが、
「あー、この曲、聞いたことある」という曲だ。
エンニオ・モリコーネ作曲のこの音楽が「キネマの神様」でも
触れていた曲なのだろう。

確かにこの映画で描いているように、
日本でも昔は、本編が始まる前に、最初にニュース映画が流れ、
劇場は満員で、後ろの立ち見も人であふれていたものだ。
映画館がなくなるのはたしかに寂しい。

以前島根県には映画館が一軒しかなくなったとこのブログで嘆いたら、
田舎の友人から「出雲と松江に一軒ずつ、2軒あるよ」と抗議された。
島根県の名誉のためにお詫びして訂正しておきたい。


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副長
これは名作中の名作ですよね。
私も人生の中の1本と言われたら、本作をあげます。
2016.10.02 10:31
豊栄のぼる
副長さん、
そうなんでしょうね。原田マハのおかげでいい映画を見ることができました。
2016.10.02 23:31

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