スカーレット・オハラです。

映画「風とともに去りぬ」のビビアン・リーを彷彿とさせる
派手な真っ赤な色です。

今年は桜が遅かったので桜にかまけて
他の花を放り出してしまいました。
いつもの年なら4月10日ごろには桜が終わり、
町田えびね苑でクマガイソウやエビネを見て、
どこかの藤の名所に行き、
町田ぼたん園でボタンを鑑賞するという感じで
推移するのです。

遅ればせながら町田ぼたん園に行って見ました。
5月7日で入園料有料期間は終わっています。
当然ながらボタンは終わっていましたが、
シャクヤクが咲いていました。

名札がついていたので、
シャクヤクの名前を追ってみました。
これは ミス・アメリカ。

コーラル・シュープリーム。

プレーリー・ムーン。

ファースト・アライバル。

ジュリア・ローズ。

英語の名前ばかりではありませんか。
日本にヤマシャクヤク (Paeonia japonica) が自生しているように、
シャクヤクは東アジア原産なのです。
中国や日本、特に江戸時代に暇な武士によって
品種開発がされてきたとばかり思ったのですが、
Wikipedia によれば、19世紀はフランスで、
20世紀後半はアメリカで品種改良が盛んだったようです。
ようやく、和名にぶつかりました。
これは「華灼の典」という名札がついていました。

名札は確認できませんでしたが、
黄色い牡丹と掛け合わせて、黄色いシャクヤクを作ったのは日本人だそうです。

これも畑の真ん中にあったので
名前は不明です。

牡丹は見過ごしましたが、芍薬はまだ十分見ごろですね。
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