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居眠り磐音

.04 2019 映画 comment(0) trackback(0)
映画「居眠り磐音」を夫婦で見に行きました。

これは観客一人に一冊ずつ配られた脚本の表紙です。
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2016年1月9日に「居眠り磐音 江戸双紙」全51巻を読み終えた
私たちにとっては見逃してはならない映画です。

映画の出来は非常に素晴らしい。
原作の本を読んだことのない人でも筋がすっと理解できる
優れた脚本になっていました。

しかしながら、原作51巻を読んだ者からは一言二言いちゃもんをつけたい。
まず、坂崎磐音のイメージが違う。
原作のイメージでは、磐音は江戸時代では珍しい六尺(180cm)の大男で、
茫洋としていて、ひとなつこく、おだやかな感じ。
しかも女がつい面倒をみたくなるような男なのです。

ところがこの映画の主人公は松坂桃李。
見るからに、いつもピリピリとして触れれば切れそうな感じです。
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実は、テレビドラマで主人公を演じた山本耕史も
原作の雰囲気と違うと不満だったのですが、
松坂桃李と比べればまだましかなと思いました。
磐音03

もう一つは、剣道の師匠の佐々木玲園が評した
「まったく、磐音の構えは、春先の縁側で
日向ぼっこをしている年寄り猫のようじゃ」
という構えを映画の中の松坂桃李はしていないのです。
脚本の中では
「琴平に相対し、正眼に構えている磐音。
右足をわずかに前に開き、たゆたうような構え。」
となっていますが、映画はまったく違います。

さらにもう一つ。
殺陣というか立ち回りというかが原作のイメージと違いました。
琴平を倒したときは、すれ違いざま振り向いて
背中をばっさりと袈裟懸けに切っていますが
こういう斬り方は原作の中ではなかったように思います。
今回もらった脚本の中でも、
抜き胴で琴平を切ったことになっていますが映画はそうはなっていません。
何のためにこの脚本を配ったのでしょうか。

そういう上げ足をとるような批評ばかりですが、
原作を知らなければ、まったくよくできた映画です。
時代劇がお好きな方にはお勧めです。

次回作が出ればもちろんまた見に行きますよ。



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