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等伯

.15 2019 読書 comment(2) trackback(0)
私は芥川賞よりも直木賞のほうが好きだ。
三人の作家の直木賞受賞作を図書館から借りてきた。
柴田錬三郎「イエスの裔」1951年
山本健一「利休にたずねよ」2008年
阿部龍太郎「等伯」2012年
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一番感激したのが「等伯」。
恥ずかしながらこの本を読むまで
長谷川等伯という画家の存在を全く知らなかった。

戦国時代、能登の国七尾に生まれ、
時の画壇を支配していた狩野派を脅かすまでに上り詰めた画家である。
堺の町に住み利休の知遇を得て、
秀吉に認められ、最後は家康に招かれて江戸に行くまでになった。
こういう天才はだいたい私生活は恵まれないものだが、
彼は先立たれはしたものの良き妻と息子たちに恵まれている。

等伯を特集した日曜美術館(NHK)のYouTubeを発見した。
https://youtu.be/SLY9hoqqPBE
これを観れば小説の中に出てくる絵はほとんど見ることができる。
この番組の中で、
コシノヒロコは「等伯は今のファッションデザイナーのようだ」と言い、
漫画家のおかざき真理は「少女漫画の共感力をもつ」と絶賛している。

この本を読んでからは、等伯の追っかけをやりたくなった。
能登の七尾を訪れてみたいし、京都の智積院(ちしゃくいん)の絵も見たい。
まだまだ当分は死ねない。

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omachi
お腹がくちくなったら、眠り薬にどうぞ。
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
2019.07.18 18:41
豊栄のぼる
Omachiさん、
ご自分でお書きになったのですか?
情報提供ありがとうございます。
今年の3月、新たに建立された中金堂を見に行ったのですが、
北円堂の存在は知らず、見逃してしまいました。残念。
2019.07.19 13:20

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