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映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」

.11 2020 映画 comment(0) trackback(0)
この映画は上映している映画館が少なく、
ららぽーと横浜まで車を飛ばして見に行ってきました。
2020010900003_2.jpg
私も妻も、事前に映画の内容を細かくチェックすることはないので
おおいに誤解をしていて、前作とは違う話を期待していました。
ところが、ストーリーは前作とほとんど同じなのです。
大幅に増補されていたのは、遊女白木りんとの交遊の話で、
上の写真の花見のシーンがそうです。
遊女りんが持っていた身分証はすずの夫の周作が
ノートの隅を切り取って作ったものだということが
わかるようになっていて、
昔深い関係にあったことが暗示されていました。

この話以外にも前作ではカットされていた
生活のこまごまとしたディーテイルが補強されていました。
私が疑問に思ったのは、食料は大いに欠乏しているのに、
かまどの薪だけはふんだんにあることでした。
呉に山林がそれほどあるようにはみえないのです。
もっとも松林で焚き付けの松葉拾いをするシーンは
懐かしく見ました。
「お爺さんは山へ柴刈に」の意味が分からない
都会の人には何のことか分からないでしょうが。

この映画をこれから見に行かれる方は、
前作をもう一度鑑賞し直すという気持ちで
行かれたほうがよいでしょう。

ともあれ私としてはふるさとの石見弁とよく似た広島弁を
懐かしく聞いていました。
最近のテレビでは田舎の人の発言には
標準語に翻訳した字幕スーパーがついていますが
この映画には字幕はないので、
東日本の人は理解できるのだろうかと心配になりました。

プロゴルファーの渋野日向子(岡山出身)が、
広島弁では「じゃけぇ」が岡山弁では「じゃけん」に
なると言っていましたが、
島根県の石見弁では「だけぇ」と言います。
標準語  「そうだから」  「だから」
→石見弁 「そうだけぇ」  「だけぇ」
→広島弁 「そうじゃけぇ」 「じゃけぇ」
→岡山弁 「そうじゃけん」 「じゃけん」
となるのです。

また、桃の節句は島根県と同じく
呉でも一か月遅れでやることがわかりました。
だから節句と花見が重なるのです。

いずれにせよ上映時間が3時間と長いので
トイレの近い方は座席を通路寄りにしておくとよいでしょう。

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