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「カミユのペスト」状態になったイタリア

.23 2020 ブログ comment(0) trackback(0)
今年はなぜか風邪をひかない。
毎年ひと冬に二回は風邪をひくのが普通なのに。

2月に入って新型コロナウィルスの騒ぎが起こってからは
外出から帰るとすぐに手を洗うようになった。
孫が風邪をひくと保育園や小学校に行けなくなり
じじばばが駆り出されるため、今までは孫の前では、
お手本を示すために私も手を洗ってはいたが、
孫が帰るとすぐにやめてしまっていた。

外出で電車に乗る時だけはマスクをするが、
花見や散歩のときはしない。
車で出かける時もマスクはしていない。

3月20日(金)夜10:05からNHKラジオで
「高橋源一郎の飛ぶ教室」を聞いた。
4月3日(金)より毎週金曜日夜9:05から同名の番組が始まるので
今回はその第0回の予告番宣番組だった。
出演はもちろん高橋源一郎と、「鶴瓶の家族に乾杯」の小野文恵アナウンサー。
genichirou.jpg ono fumie
藤井彩子は手のひらの上で高橋源一郎を廻していたが、
小野文恵のまじめでおっとりとした話し方では
しゃべりまくる彼を御しきれるかどうか心配だ。

新番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」(50分)では
前半は源一郎が毎回一冊の本を紹介し、
後半ではゲスト教授を呼んで講義をしてもらうという体裁になるようだ。
源一郎がたまたま今回選んだ本がカミユの「ペスト」。
(本の内容は Wikipedia ペスト_(小説) を参照のこと)
pest.jpg
本人は偶然選んだと言っているが、
まさに今の新型コロナウィルスがもたらした状況と全く符合している。

おまけに後半の部の教授というのが
漫画「テルマエロマエ」を描いた漫画家のヤマザキマリ
yamazakimari.jpg
彼女はイタリア在住だが、今回たまたま仕事で日本に一時帰国して
イタリアに帰れないのではないかと気をもんでいた。
毎晩イタリア人の夫や家族と電話で話しているらしいが、
日本のおっとりとした態度とイタリアの必死な状況とのギャップが
あまりに大きいと嘆いている。

イタリア人はもちろん、ヨーロッパの人々は日本人より
はるかにカミユのペストをよく読み込んでいて、
人間を襲う不条理についても理解しているつもりだが、
それでも棺桶が並んで放置されているイタリアの今の状況は
家族の絆をとりわけ大事にするイタリア人にとっては
これを不条理と言わずして何と言うのかと
彼女は言っていた。

のほほんと花見なんぞをしている場合ではないかもしれない。
島根と鳥取はまだ患者数ゼロだがついに岡山にも1人患者が出た。
島根に竹の子を掘りに帰れないかもしれない。



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