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セブンイレブンの安道名津 Donat avec de l’anko pate

.26 2011 食と料理 comment(0) trackback(0)
セブンイレブンに入ったら、たまたまこんなお菓子を見つけました。
「仁先生考案 安道名津」120円。
玄米、豆乳、黒ゴマを使ったドーナツの上にあんを乗せてあります。
もちろんすぐに買ったところ、たまたまパン20円引きセールの週で
100円で買えました。
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緑のプラスチックの黒文字がついていて、
これで切って食べるようになっていました。
柔らかくて美味しかったですよ。
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普通あんドーナツといえば、ドーナツ生地の中にあんこを入れた
揚げパンという感じですが、
これは漫画JINのなかで仁先生が考案した、
脚気を直すためのドーナツです。
andonat 02
私は駅前の漫画喫茶でJIN20巻全部を読了しています。
作者の村上もとかは絵がとてもきれいです。
私が漫画を選ぶときはまず絵がきれいかどうかで作品を選びます。

この漫画を読んだことのない方、テレビのドラマを見ていない方のために
若干解説をさせていただきます。

江戸時代、特に江戸の町は都市文化で銀シャリがご馳走で、
玄米や麦めしなんか貧乏臭くて食えるかという風潮でした。
しかもおかずは漬物くらいだけだったので
脚気が異常に多かったとのこと(漫画による)。
当時の田舎の人は白米なんぞは贅沢で食べられなかったので、
どうも江戸に特有の病気だったらしいのです。
そこで、現代から江戸時代にタイムスリップした医者の仁先生は、
江戸から脚気をなくそうと、ビタミンB1をたくさん含んだ
玄米、豆乳、黒ゴマを使ったドーナツの上にあんを乗せたお菓子を考案し、
「安道名津」と名付けて売りださせたところ、大評判になりました。

皇女和宮にこの評判のお菓子を食べさせたところ、誰かがヒ素を混入し、
和宮殺人未遂事件になりました。
もちろん仁先生が当時は知られていなかった胃洗浄をして事なきを得たのですが、
疑われて小伝馬町の牢にぶち込まれて拷問を受けるのです。

この漫画で私は、私の故郷島根県の先人、森鴎外が原因で、
日清日露戦争で陸軍の兵士2万7千人が脚気で死亡したということを知りました。
(今回の地震津波で亡くなった方より多い)
当時森鴎外はドイツで医学を学び、脚気は細菌によるものという説を信じていたらしく、
麦飯が脚気に効くらしいという伝承を否定して、麦飯禁止令を出したのです。
詳しくはWikipedia をどうぞ)
海軍は現実主義で、西洋の軍隊はパンを食べているから脚気がないのだと、
麦飯を食わせたため脚気は一人も出なかったそうです。

私が漫画で知ったこの話を得意げに家内に話したところ、
「あら、そんな有名な話は、誰でも知っているわよ」
と馬鹿にされてしまいました。
彼女は薬剤師ですからね、ご専門でした。

セブンイレブンでは、東方神起のTシャツの予約注文もやっていました。
商売とはいえ、こういうロイヤルティビジネスまで色々考えるものですね。
ローソンのお菓子の独走を許すわけにはいかないのでしょう。

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