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母の腕 Vascular Access

.15 2011 介護 comment(0) trackback(0)
これは母の左腕である。
母の腕02

母は人工透析を受けており、
いわゆるシャント(Shunt)なるものを左腕に作っている。
ご存じない方のために若干解説すると、
人工透析で血を浄化するためには、
血を抜き取り、機械の中でろ過した血を体に戻すのだが、
そのためには太い針を血管に指しっぱなしにしなければならない。

その太い針を指すための太い血管を人工的に作るのである。

腕の内部にある動脈を腕の表面にある静脈につなぐと、
動脈の血が直接静脈に入り、静脈血管は次第に怒張して太くなる。
写真の母の親指の下あたりにぷくっと膨れた部分があるが
これがシャント(英語ではヴァスキュラー・アクセス)である。
だから、母の左腕は動脈が肌の上を走っているので、温かい。

ベルリンにお住まいの方のブログで、
ドイツの看護師がいかに血管注射が下手かという記事があったが、
ここは日本だ。
繊細な感覚を持つ日本人看護師が
ドイツのいい加減な看護師に負けるはずがない。

これだけ血管が太ければ、注射の失敗はなさそうだが、
それでも失敗はあるのだ。

母によれば、上手な看護師と下手な看護師とがいるらしい。
私が迎えに行った時、出血がひどくてパジャマを汚してしまったと
看護師さんが私に謝ってくれたことが一度あるが、
もう一年以上もお世話になっていて、全ての看護師さんと
すっかり顔なじみになっているので文句も言えない。

でも母の腕を見てやってください。
かわいそうだと思いませんか。


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