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星守る犬 Un film banal

.28 2011 映画 comment(0) trackback(0)
昨晩は久しぶりにシドニー時代の友人と酒を酌み交わし、
今日は雨も上がってよい気分です。

別に泣きたくなったわけではないが、
母をデイサービスに、家内を仕事に送り出すとやることがなく、
よし、泣きに行こうと決心しました。
西田敏之なら泣かせてくれるだろうと期待して、
ハンカチを2枚用意しました。
車で行くのが一番近いのですが、
散歩代わりにあえて地下鉄で歩いてゆくことにしました。

hoshi150x150.jpg

火曜日でも中年の閑人の観客が多いだろうなと思っていたのですが、
観客は私を入れてわずか6人ほど。

さっぱり泣けませんでした。

西田敏之はあちこちで泣いていましたが、
もらい泣きはできませんでした。

鉄工所で溶接をやっていたがリストラに遭い、
失職中に心臓の病気になりとツキのない典型のような中年男が、
何事も妻任せで決断力もなく、ぶらぶらしていたのですが、
とうとう妻から離婚されてしまいます。

「一緒にいたくないほど嫌いになったわけじゃないのよ」
「ただ、あなたをね、支えていくほどの強い想いが無いの」

それはないよね。
持病をもち失職中の夫をたとえ貧しくても支えていくのが
夫婦というものでは?
離婚の原因はいまいちよくわかりませんでした。

ということで、
娘が拾ってきてすぐに飽きて結局父親に押しつけた犬と
放浪の旅に出ることになったのです。

旅の途中で色んな人とのかかわりを淡々と描いて物語は進みます。

でもとにかくこの男はやる気がないのです。
そのくせ最後は「死にたくないよー」と犬に言うのです。

犬との対話ということでは同じなのですが、
この前に見たポーランド映画「木洩れ日の家で]のおばあさんとは
えらい違いです。
おばあさんは死を前にしててきぱきと決断し、
小気味よいほどの共感を覚えたものです。

犬の演技もいまいちでした。
「木洩れ日の家で」のフィラと比較されてしまうとごく普通の犬ですね。

この物語の筋回しをひっぱる旭川市の市役所職員のお兄ちゃんがまた暗い。
両親に先立たれ祖父母に育てられた本ばかり読んでいた暗い少年と
いう設定なので暗いのは当然なのですが、それにしても暗い。

原作の漫画はひどく評判が良かったそうですが、
それを実現できなかったのは、脚本家と監督のせいでしょうね。
わき役も豪華なキャストであったにもかかわらずですよ。
せめて北海道の素晴らしい景色でも
もっとふんだんに出してくれてもよかったような気もしますが、
映像もいまいちでしたね。

映画はさっぱりでしたが、
今日の収穫はこれ。
冷麺

夏になるとこの冷し中華というやつが食べたくなるのですな。

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