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夜と霧 Viktor Emil Frankl

.01 2011 読書 comment(0) trackback(0)
「夜と霧」(新版)ヴィクトール・E・フランクル(みすず書房)を読んだ。

学生時代に読んだような気もするが、定かでない。
図書館で本を借りる時、会員カードを読みこんだら、
パソコンがピンポンと鳴った。
係の人が画面を見て「予約された本が来ています」という。
私自身がいつ予約したのか忘れていたぐらいだから、
恐らく数ヶ月前であろう。
予約した時点で横浜市の申込者が100人以上あったに違いない。
ようやくその順番が回ってきたのだ。

原題は「心理学者、強制収容所を体験する」である。

あまりに有名な本なので、内容に触れるつもりはない。
詳しくは翻訳者の池田香代子さんのブログを参照されたい。

私が心を打たれた文章を、私の記憶のために残しておきたい。


「しかし未来を、自分の未来をもはや信じることができなかった者は、収容所で破たんした。そういう人は未来とともに精神的なよりどころを失い、精神的に自分を見捨て、身体的にも精神的にも破たんしていったのだ。」


「ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ。私たちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちから何を期待しているかが問題なのだ」


「生きていることにはもう何にも期待が持てない」という人々には、「生きることは彼らから何かを期待している。生きていれば未来に彼らを待っている何かがある」ということを伝えることに成功した。



素晴らしい言葉である。
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