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ツワブキ Farfugium japonicum

.11 2011 花(草花) comment(0) trackback(0)
ツワブキ(石蕗、艶蕗) キク科ツワブキ属

奥ゆかしい花である。

子供の頃、竹やぶの中に黄色いものが見えるので
何だろうと入ってみるとこの花だったという記憶がある。
その奥ゆかしさのゆえか、人間には愛されていて、
どこの家に行っても、家の裏や井戸のそばにはたいていあり、
また庭石の間に植えられていたりした。

子供の頃はどこのうちも鍵なんぞはかけていなくて、
表から入れば土間が裏口まで通じている構造だったので、
部落のすべての家に勝手に入ってトイレを借りていたりした。
だから、どこの家のどこに何があるかは熟知していたものだ。
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今あらためて調べてみると、日本、朝鮮半島、中国、台湾に分布していて、
だから学名が Farfugium japonicum となっているのだろう。
日本では福島より北にはいないらしい。
東北の人はこの花を今の季節に見たことはないのだろうか。
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私は島根県の石見(いわみ)地方の出身だが、
石見地方の西の端、山口県との県境に津和野町がある。

津和野町の名前の由来は「石蕗の野」であるという。

津和野町のホームページから引用してみると、

津和野は「つわぶきの生い茂る野」をその名のルーツにもつといわれる。
遠い昔、山紫水明 のこの地に住みついた人々は、
群生する「つわぶき」の可憐な花に目をとどめ、その清楚で高雅な風情に魅せられ、
自分たちの住む里を「つわぶきの野」・・・「つわの」と呼ぶようになったという
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まだ津和野に行かれたことのない方は、ぜひ一度訪れることをお勧めする。
道のそばの水路に錦鯉が泳いでいる、落ち着いた趣の街である。
ついでに隣の益田市の雪舟の庭園も見られたらよい。

そういえば津和野の田んぼの真中に間欠泉が吹き出したというので、
フランスから帰国した97年の夏に、それを観に行き、
間欠泉の高さに感激した記憶があるが、あれはどうなったのだろうか。
塩分を含んでいて周囲の田んぼの稲が枯れたと大騒ぎしていたが。

今調べてみると、塩害のため、閉鎖されたらしい。
いい観光資源になったかもしれないのに残念だ。
「幻の間欠泉」の記事はこちら

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