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レンヌの朝市

.28 2010 フランスの生活 comment(0) trackback(0)
私たちの住むレンヌ市はパリの西方350kmのところにある。

ブルターニュ地方の入口にあり、
日本の東北地方の入口にある仙台と地勢的歴史的によく似た町である。
後背地が中央文化から取り残された異民族の地であり、
その入口にあって地方で一番大きな町である。
rennes-S.jpg
大学があり学生の多い街でもある。
レンヌ大学はさしずめ東北大学といったところかなどと言っていると、
なんとレンヌ市と仙台市は姉妹都市で
仙台市役所の職員が派遣されてきていたのである。

ともあれ、直径6kmほどの外周道路に囲まれた人工23万人の町、
周囲のベッドタウンを入れても30万人そこそこのほどよい田舎の都会である。

なかでも気に入っているのが土曜の朝市である。
1720年のレンヌ大火でも焼け残った旧市街のプラス・ド・リス(闘技場広場)で
朝6時から午後1時までやっている。
アパルトマンから博物館のような郵便局を通り抜け、
市役所前広場を横切って片道15分ほどの散歩を
家内とともに楽しむのが週末の最初の仕事でもある。

朝市は帽子屋の前の花市から始まる。
季節の花々を飾る10軒ほどの花屋を抜けると、
朝市花01
次は果物屋と八百屋が通り道の両脇にずらっと並び、
呼び込みの声が途端に喧しくなる。
朝市入口

ちょっと色の黒いアラブがかったおばさんが叫んでいる。
朝市アラブおばさん
「アレ、アレ、メッシュダム、今日はオレンジが安いよ、
エスパーニャから今朝着いたばかりで新鮮だよ」

野菜果物はかさばるし重いので帰りに買うのである。
それに果物屋と八百屋は数え切れないほどあるので焦ることはないのだ。

階段を下って広場に入ると魚屋が20軒ほど集まったコーナーがある。
魚屋といっても、いわゆる魚屋のほかに、
オマールとかにだけ売っている店もあれば、
朝市オマール

朝市カニ

牡蠣だけ売っている店もあるし、
朝市カキ

ムール貝だけを山盛りにして売っている漁師のおばさんもいる。
寒くなると牡蠣だけの店が増える。
レンヌから北へ車で40分も行けば大漁港のサンマロがあり、
南に1時間半でヴァンヌ港に着く。

ブルターニュは海に囲まれた魚介類の宝庫である。

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